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壊れた蛇口(その13)

自分でもどうして、リョウのお漏らしをこうして
体に浴びることが嬉しいのかわかりません。


征服感?

確かに、リョウに潮をふかせた、逝かせたというのは嬉しいし
達成感のようなものや征服感も感じています。
でも、それは別に体に浴びる必要は無いと思うのです。


屈辱感?

リョウが女王様を演じている時に確かに聖水を浴びたことはあります。
でも、あの時は完全に堕ちた状態でそうされることに屈辱感から生じる
陶酔感を感じていました。
でも、今回は違うのです。私がリョウを責めていたのですから。


一体感?

なんとなくこのイメージが近い気がしています。
リョウの興奮状態に合わせた私の興奮状態を感じたのでしょうか?
でも、何故体に浴びて興奮状態になるのでしょうか?
それが私のイメージなのでしょうか?


単に、変態という言葉で割り切ってものを考えてしまえば
あれこれ考える必要はないのかもしれません。
変態という言葉は、そこでものを考えるのを止めさせて
しまうからです。
全ての不可解な性にかかわる感情はその一言で分類されて
分ったようになってしまうからです。

自分でもよく理解できないこの不思議な感情を私はもう少し
見つめたいと思います。



リョウは体の中の全ての精気を使い果たしたようにぐったりと
していました。私はびしょ濡れの服を脱いで、リョウをお姫様
抱っこしてそのまま風呂場に運びました。

シャワーを浴びながら私達は長い長いキスをし続けました。



20070618.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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