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禁断の果実(その3)

リョウからのメールです。


-----3通目-----


全然。マゾとかじゃなくてね。
リョウにそうされるのは嫌いじゃない。
リョウのこと、こんなに好きなんだって
再認識することができるから。


   普通は、嫉妬することで再認識なんて、したくないんじゃないの?


あは。うれしいなぁ。。。
いっぱい嫉妬したい。
リョウを愛してるって強く感じたい。


   たとえば、ね。
   もし、私が次に会ったときに、いつもと全然違う格好を
   してたら、どう思う?
   「実はこれ、前の彼の趣味の服なんだ」って。
   でも、本当は藍とは別の、今現在親しい人の趣味
   だったり。

   藍が知ってる、いつものリョウじゃないリョウが
   目の前にいるの。



-----4通目-----

   藍が、見たことも無いような、明らかに私の趣味じゃ
   ないピアスをつけていて藍が、「それどうしたの?」
   って聞いたのに、私が言葉を濁したら?
   そこに、男のかげが見えたら?


-----5通目-----


うううう。。。すっごくこわい。。気になる。。。


   今までの私は、自分の趣味ではあったけれど、藍も
   同意して「それいいね」って言ってくれるような
   服ばかり着てたよね。

   でも、会うたびに、私がどんどん知らない女になって
   いくような気がしたら?
   服装や髪型や化粧だけじゃなく、私の雰囲気とか
   目に見えないものが、今まで藍といたときの私じゃ
   ない、そういう女になっていっているような気が
   したら?



リョウは、私をどんどん追い詰めていきました。
初めはちょっとした嫉妬心を楽しんでいた私はあっという間に余裕を失っていきました。これが、あくまでもリョウが例えばと断りをいれて話し始めたことなのにもかかわらず。


(つづく)


20070104.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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