言葉で責められ、嫉妬と疑惑に頭を狂わせながら私はある種の
陶酔感すら感じ始めていました。そしてとうとう・・・
-----9通目-----
してるかもって思ってる。
どの程度してると思ってる?
考えてみて。
自分が、今までどんな風に調教されたのか、思い出して、どの程度だ
と思ってるのか、考えてみて。
そう。。。じゃあ、いいよ。おかしくさせて。
本当に狂う様をみてね。。
今はだめだよ。
まだ、準備が整ってないから。
だけど、完全に準備できたら、その時は、ね。
確実に私は壊れるよ。
それだけはわかる。
壊れて、どうなる?
想像できる?-----10通目-----
ね、オナニーさせて。
したい?嫉妬をネタに、自分でしたい?
それを、性欲にかえたい?
おもいきり嫉妬させて。
それでオナニーしたい。。
そうすれば受け入れられるから。。
M男ならね。
いくらでも探し出せる。
そういう部屋にいけばいいだけだから。
今からでも、すぐに行くことができるよ。
チャットで調教して、そのログを送ってあげることもできる。
受け入れる?受け入れたいなら、いいよ。好きにすれば。苦しさを快感に騙してしまいたいとこの時思いました。
それくらいこの言葉責めは私にとってはきつすぎでした。
受け入れてしまえば楽になれる、そう思った私にリョウは
やはり冷酷でしかも残虐な言葉を返すだけでした。
私は深く深く落とされていきました。
(つづく)
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