あまりにもショックが大きくて、しばらくリョウのメールが
読めない状態になりました。
少し、心臓を落ち着けてからリョウに返事をしました。
しかし、リョウの言葉による責めは容赦ありませんでした。
-----16通目-----
少し・・・おちついたんだけど・・・
リョウのメールをみるととたんに狂いだす。。。
今は想像だけだからね。
だけど、目の前の現実なら、そうやって落ち着くときも
与えられないんだよ。
そうだね。。これがリョウのSそのものだもんね。。
快楽責め、亀頭責めでもおんなじ喜び方をしてるもんね。。
喜び方は同じかもしれないけど、その度合いが全然違うよ。
いいかも。
これからが本当のリョウの調教なのかも。
肉体的に痛めつけるなんて、そんなのつまらない。
壊して、壊して、徹底的に壊して、そういう調教がしたい。
ううん。調教じゃないね。
私の、一方的な快楽。-----17通目-----
まだだと思う。
多分。
でも、いつでも認めさせられるのでしょう?
そうかもしれないね。
ね?愛してる?私のこと?
聞くの?聞いて、愛してないって返事がきたら、どうするの?怖くなって「愛してる?」と聞かなくてはいられなくなっている私をやはりリョウは冷酷に突き放すのでした。
ある程度予期はしていたとはいえ、精神的に私は余計に追い詰められました。
(つづく)
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