2ntブログ

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

禁断の果実(その10)

リョウがそんな調教なんかしているわけないと思いながらも、でもやはり
気になって仕方の無い私はやはりリョウに聞いてしまうのです。
そして、それは当たり前ですがリョウの罠に入ることを意味しています。
そんな私にリョウは容赦の無い言葉を浴びせます。

-----5通目-----


うん、おくって。。。
気がくるいそう。。


   今は無いよ。
   だけど、それに近いことはしてるかもしれないね。

   調教したとしてもね、藍には見せたくない。
   メールはね。

   そのまま調教をどんどん進めていって、目の前で
   急に本当に始めた方が精神的にすごくダメージを
   与えそうじゃない?
   その方が、死にたくなるぐらい苦しそうじゃない?



-----6通目-----


もちろん。


   でも、それだけじゃつまらないよね。
   それぐらい、藍でも想像できるもの。

   そうじゃなくてね。
   もっともっと、狂わせたい。壊したい。

   だから、藍が受け入れられなかったようなことをね
   わざと、そのM男にするところを、藍に見せ付けたい。


そんなの・・・・だめ。。。


   でも、嬉しいでしょう?
   嫉妬して、頭がおかしくなるぐらい、嫉妬して。
   それを見て、私が喜ぶんだから。喜んでる姿
   見たいでしょう?



そう。リョウはわかっているのです。
リョウによって狂わされる私。
狂う私をみて喜ぶリョウ。
喜ぶリョウを見て余計に狂う私。
この連鎖が二人のサディズムとマゾヒズムを支えていることに。


(つづく)


20070112.jpg



禁断の果実 シリーズ一覧

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Navigations, etc.

Navigations

プロフィール

リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

ブログ開始から

検索フォーム

CalendArchive

最近の記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

アクセス

総数:
本日:
昨日:

管理者ページ