リョウへの長い手紙。後ろ半部分のリョウへの報告です。
ただ、違うのは私の前でみせるリョウじゃないってこと。
声も態度も少し違う。
寝取られの責めをする時のリョウを初めて見るのだから
違うって思うのはおかしいことじゃない。
今なら頭でわかる。
でも、その時感じたのは
「これが普段、私以外の男に抱かれる時のリョウの声や仕草なのか」
っていうこと。
最初のうち、リョウは私を寝取られマゾ(つまり私)として
話かけていたけれど途中から私をBKのように話かけてきたんだ。
リョウは、SEXの最中に意識的に私(藍)とBKとを同一扱い
していました。
慣れない私はやはりこの時酷く混乱していたのを覚えています。
この時はものすごいショックだった。
自分の視線はKBの視線なんだって思ったから。
KBは、こんな光景をみてるんだって思ったから。
こういうときっとリョウは笑うんだろうけど。
リョウはすごく楽しそうにしていた。
それが、責めをしていて喜んでいるのか
それとも、KBとする時は普通にこうなのか
私にはわからなかったけれど。
自分がKBの役割だって思うと
リョウを喘がせたくなかった。
だから、下から突き上げるのいいかげんにした。
すごく気持ちにブレーキがかかった。
だからかな。。中折れした。
それでいいと思った。
(つづく)
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