私の興味はやはりリョウが何を考えているかでした。
何を考えてどう感じているのか。
リョウの全てを知りたいと思いました。
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「そういってたよね、リョウ。
そうなんだ、寝取られる時、そうなるんだ。」
「今までは、そんなことはなかったよ。
でも昨日は、そうだった。
自分で腰ふって、気持ちよくして、膣をぎゅっと締めて、吐息が
喘ぎ声になって、感じてた。」
「前に会った時だってそんなに濡れてないじゃない。
どうして?
なんで、私じゃないのに濡れるの?」
「そだね。藍との時より、濡れたかもしれない。
それだけ、何か違う意味で興奮もしてるんだと思うよ。」
「でも、いつかこのメール読んでオナニーしそう。
よくわからない、興奮もしてきてる。」
「今は、興奮はしないの?
でも想像して、朝からずっと勃起させてたんでしょ?」
「ね、リョウは私を今どう思うの?」
「だめ。もっと壊したい。足りない。
想像だと、どこか藍は自分でコントロールしてるから。
そうじゃなく、どうしようもない現実を、目の前で見せ付けたい。」================================================
ああ・・・
リョウの最後の言葉は私の胸に刺さりました。
そうです、私はその現実をリョウに見せ付けてほしいのです。
リョウにされるからこそ、意味があるのです。
(つづく)
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