逢瀬のほんの少し前に、ちょっとしたトラブルがあり少し
気まずい雰囲気で会うことになりました。
リョウはこういうときに拗ねてしまい、余計に話がこじれる
こともあるのですが、この日は会う前から何故か私は楽観的に
ものを考えていました。
部屋に2人で入ると、やはり寂しいとリョウは思っていたのでしょう。
すっと私の腕の中に入り込んできました。
ぎゅっと抱きしめたリョウの体は冷え切っていました。
「会えてよかった。寒かった?」私の問いにリョウは首をこくんと動かして、ぎゅっと私に抱きつく
腕に力をいれました。
ベッドに入る段になって2人は全裸に薄い1枚ガウンを羽織った
だけで抱きしめあいました。
体を寄せで抱きしめると、リョウのガウンの前がはだけて
直接リョウと私の肌と肌が触れ合いました。
しかし・・・
リョウは私に抱きしめてもらいたいとおもっているようでした。
決して抱いてほしいと思っているようには思えませんでした。
いつもであれば抱き寄せて、唇から全身にキスをして・・・と
交わりに入るところなのですが。
リョウの気持ちが私に伝わったせいでしょうか?
私もそうしたいとは思いませんでした。
リョウのガウンがはだけたのを私は直してあげて、そしてリョウを
じっと抱きしめました。
冷たくなったリョウの足に、自分の足を絡めて暖めてあげました。
冷え切ったリョウの体が次第に温まり、そして火をともしたように
リョウの体温が私に伝わり返してきました。
(つづく)
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