少し疲れて2人ともぐったりとベッドに寝転びました。
やはりこういう時はどうしても雰囲気が硬くなってしまいます。
逝けそうで逝けないのは2人とも悪いわけではないのはわかっています。
どちらもそれを意図しているわけではないのですから。
でも、そうなってしまった時、どうやってフォローするかは
女と男の間ではやはり重要なことなのだと思います。
そういう点では、私達は非常に二人とも下手です。
この時、リョウが切り出した話はもっとも最悪な話題でした。
何をどう考えても悪い時に最悪な話題を私に言い出してしまった
のです。
「軽く、聞き流してね」私はものすごく嫌な予感がしていました。
こういう風に言う時のリョウの話題はあれだからです。
「昨日。抱かれたの」私は声を失いました。
相手はKBに決まっています。
何もいえないでいる私にリョウは言葉を続けました。
「でね。逝ったの。逝っちゃったの。」私は耳を疑いました。
「おしまい。」(な、なんなんだ!!!)私は頭の中が沸騰しました。
勿論、怒りでです。
(つづく)
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