「欲しい?」私がもう一度同じに問いかけるとリョウは合点したように体を
起こして仰向けに横たわる私の上に乗りかかってきました。
普段なら私がリョウの体を支えてガイドするのですが、この日は
私はカメラマンでしたので、手が使えません。
目の前に自分自身がそそり立ち、そこにリョウの下半身がアップ
して近づきました。
リョウが、ペニスを手で持ったまま、リョウのあそこに
導き、同時に腰を落としていきました。
「ウゥ・・ン・・アッ・・・」入り口にぐいっと刺しこまれるのがファインダーとそしてリョウの
声とで両方で見えました。
そして、同時に私の下半身に暖かいビロードが巻かれるような
とても気持ちのいい快楽がジワリと広がったのです。
いつもと違ってアップで見える世界は、私が今SEXをしている
という感覚と乖離しているような不思議な気分でした。
リョウはそのまま腰ぐいっと落としました。
「うぁ。。。あぁっ。。。はぁ。。。」リョウの胸が、乳首が、そして口元がドアップで
私の目に入ってきます。
私はリョウに騎乗位になるように促しました。
リョウの喘ぎ声とともに私の目に飛び込んできたのはリョウの
白く綺麗な首筋でした。
快楽に仰け反った首は美しくそして声を出すごとに艶やかに
蠢いていました。
(つづく)
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