2ntブログ

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

憧憬(その4)

服の上から乳首を刺激される。
強く、きつく。やさしく、とろけるように。
相変わらずの天才的なテクニックは、私の体に飽和を許さない。
慣れを許さない。いつまでも続く快楽、とろけるような快感。

必死に立ったままでこらえる。
リョウにキスはできないので首筋にキスをする。
意識を保つのがやっと。マゾに堕ちそうなのを必死に我慢する。
堕ちてしまったら、愛してるといえない。それも嫌だ。

我慢する。強弱をつけた強烈な快感で乳首から全身に電流が走る。
そして、リョウが乳首に爪を立てたときに・・・私は堕ちた。
リョウの体にすがるようにして、地面に倒れこんでしまう。

もう、私は奴隷。リョウは恋人ではない。
もう、リョウは女王様。私はリョウの恋人ではありえない。

崩れ落ちて地べたに座り込んだ私はリョウを見上げた。
下から見上げるリョウ女王様は眩しい。
恥ずかしくて、リョウ女王様の姿をきちんと見れない。

私は泣き出した。この気持ち・・・・どう表現すればいいのだろう。
嬉しいとか、幸せだとか、感動したとか。
そういう日常にあるものでは説明できない感覚。
絶対的な美を見たときに人が呆然としてしまうその感覚に近い。

思わず、眩しくて目を伏せると、リョウ女王様は髪を掴んで
顔を上げさせた
ああ・・・・美しい。。
美しい姿をじっと見るのは罪のような気がしてちらちらとしか
リョウ女王様を見ることができない。

私の目を見つめながらリョウ女王様は最初の命令を下す。

「奴隷としての挨拶をして。」



(つづく)



憧憬 シリーズ一覧



ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Navigations, etc.

Navigations

プロフィール

リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

ブログ開始から

検索フォーム

CalendArchive

最近の記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

アクセス

総数:
本日:
昨日:

管理者ページ