「調教よろしくお願いします」裸になって、地べたに平伏して頭を床にすりつける。
全然悔しいとか思わない。こうしたい。
リョウ女王様の前でこんな情けない姿を見て欲しい。
「聞こえない、もっとはっきりと。大きな声で」厳しい声がする。
身がびくっとする。でも、同時に心はとろける。
そう、こういう風に隷属したい。調教されたい。
美しいものにだけ、私は隷属する。
リョウ女王様は私にとって、私を隷属できる唯一の存在。
だから、厳しく躾けて欲しい。
リョウ女王様の思うがままになりたい。
「調教よろしくお願いします」いろいろな思いを心に感じて平伏していたら、後頭部にから
ぐいと力が加わった。
そう、足で直接踏みつけられているのだ。
あぁ・・・・・うれしい・・・・全身に震えが走るほどに気持ちよくなっていく。
直に踏まれるなんてなんて光栄なんだろう。しかもぐりぐりと
乱暴にしてもらえて。
顔を真っ赤にして興奮していると、平伏している状態で頬をぐいっと
押された。私はだらしなくごろんと床に横に寝そべった。
(つづく)
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