「藍~!」と大きな声で呼ばれて、気がつきました。
あ、リョウだ・・・。あ、それほどおかしくない・・よかった。。
って、自分でも何をはじめに考えているんだろう?と、首を傾げてしまいました。
リョウは、いつもと変わらない様子です。明るくウキウキした顔です。
これだけ見たら、普通のカップルだよね・・・はぁ・・
ああ、なんで私だけ、こんなに緊張してたんだろ。(笑)
・・と思っていたのですが、結構リョウも緊張&苦労していたようです。
何でも辛かったのが、しゃがめなかったこととか?
あと・・あそこの中のローターが抜けそうになって、かなり苦労したとか。
実際、私と歩き始めても、リョウは千鳥脚です。
コートの裾がはだけると、スリットから、お尻までばっちり見えてしまいます。
いすに座るにしても、階段を上がったり下りたりするにせよ
普通の、3倍くらいの時間がかかります。
ミニスカートにしている女子高生みたいだ、とか思って、思わず笑ってしまいました。
目的地に着く途中、少し人が少なくなったところで、私は意地悪をしました。
私 :「本当に、下は何も来ていないの?」
リョウ:「うん?もちろん」
私 :「確認させて?」
リョウ:「え?今?ここで??」
リョウは、私が意地悪をしているのに気がついて
少し恥ずかしそうに、でも、大胆に、コートのボタンをはずして
私の方だけに、全裸を見せました。
確かに何も着ていません。下半身にパンストをはいているだけです。
あそこに例のものが入っているのは、細いコードの続く先でわかります。
私は少しめまいを感じました。
(つづく)
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