大きな深呼吸のような呼吸から、リョウの呼吸が切り替わりました。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」と短くスタッカートのように切る喘ぎにかわりました。
過去に何度か電マを使って絶頂を迎えたときと同じ呼吸です。
逝く感じに近づいている!リョウも私もこの時明らかにそれを意識していました。
声が上ずって、スタッカートのタイミングが早くなって・・・・
良いところまでいってまた深呼吸に。
声が上ずって、スタッカートのタイミングが早くなって・・・・
良いところまでいってまた深呼吸に。
何度も何度も同じようなことを繰り返しました。
後でリョウに聞いたのですが、
「もう一押しする快感があれば、逝ける感じだった」とのことでした。
リョウのこのじれったい感じは非常に良く分ります。
気持ち的にはもう絶頂が近づいているのに、体がそれについてこない状態なのです。
私も似たような経験をしているのでこの感覚はよくわかるのです。
・・・・・・・・・・
ばったりと、私はリョウに倒れこみました。
私も絶頂を迎えないままに、俗に言う中折れの状態になってしまい
それ以上SEXを継続できなくなってしまったのです。
1時間近く交わっていたようです。
倒れこんだ時には、リョウも私も汗だくになっていました。
(つづく)
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