倒れこんだままぐったりと2人とも動けない状態が続きました。
タオルで2人の汗を拭いて、私はゆっくりリョウの縄を解き始めました。
リョウはこの時に自分の緊縛姿をパネルの鏡状の反射でみていたそうです。
丁度ベッドの上の方から見た状態になったそうです。
この時の緊縛姿をリョウはこういっていました。
「他の人がされてるのとは、全然別物に見えた。
それぐらい、いいって思った。」
「自分で「うわ。色っぽい」と思ったことは、今までにない。
あの姿勢で、あの角度はいい感じだよ。 今度撮ってね」
リョウはロープで縛られて、縄酔いすることこそありましたが
緊縛された姿をいいと評価したことはありませんでした。
それが他人の姿であろうが自分の姿であろうがです。
リョウが緊縛姿を美しいと認識したのは、この時が初めてだそうです。
また、1つ新しい楽しみが2人の中で生まれたタイミングでした。
・・・・・・・・・
最後にリョウの言葉をかりてこの日の逢瀬を締めくくろうと思います。
どうしても、今までのセックスとは違うから。
一線を越えた、記念すべきセックスだったんだよ、私にとっては。
だから、あの(電マ使って)一緒にイケたのと同じぐらい、印象深い出来事なの。
「このままイケるかも」って思えたのは私にとってそれぐらい大きな
素晴らしい事だから。
愛してる、リョウ。
また交わりましょう。
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