私が終わりを迎えても、私達は荒い呼吸のまま抱き合っていました。
結合したまま、リョウの体に分け入ったままでした。
顔だけ少し離して、リョウの顔をまじまじと見つめました。
リョウはべっとりと頬に涎をたらしていました。
あまり、汗をかかないリョウが首筋から背中に大量の汗をかいていました。
シーツは、私の汗で冷たくなっていました。
(このまま、寝入ってしまいたい)恐らく数分だと思うのですが実際2人とも寝ていたようです。
体をようやく離して、ふと気になって時計を見てみました。
もう・・・あまり時間が残されていませんでした。
「もう・・・そろそろだね・・・」リョウは少し寂しそうにしていました。
私はふと、気がつきました。
一体何時間交わっていたんだろう??
そうです、こんなに長く交わったことは私達でもありませんでした。
140分。
ずっとずっと私達はSEXをしていたことになります。
(つづく)
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