シャワーを浴びてまったりと休んでから、私達はまた戯れ
はじめました。
私が先にリョウを抱いたので、今度はリョウが私を抱く番です。
言葉にしたわけではありませんが暗黙のうちにそうなりました。
リョウは仰向けに寝せた私の乳首を丹念に舐め、摘み
摩り、私を溶かしていきました。
リョウは、わかっています。
普通に何も考えずに触っていれば、いつの間にか感じなくなり
終いには乳首は痛くなってしまいます。
だから、微妙に少しずつ触るポイント、強弱を替えて飽きることなく
飽和状態になることなく私に快感を送り込んでくるのです。
私の体は次第に敏感になっていきました。
快感はどんどん強いものに感じられて、思わず落ちてしまいそうに
なります。
私が
「きもちいい」を連発すると
「きもちいい、っていっちゃだめ。」ときつく私をにらみました。
我慢すると快感はもっともっと募って今度は苦しくなりました。
私が
「苦しい」を連発すると
「苦しい も言っちゃ駄目」「気持ち良い、辛い」を禁止され私は頭が混乱してきました。
喘ぎ声を禁止されるのと同じように、言葉に出せない分頭の中が
沸騰してしまうのでした。
(つづく)
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