「気持ち良い、辛い」の禁止は予想以上に私に効きました。
何度も何度も落ちそうになりました。
落ちてはいけないのは判っていました。
ひたすら顔を振って、目を見開いて落ちるのを避けました。
もう、半泣き状態でした。
(たすけて、もうだめ。おちる、おちちゃう。。!)何度心の中でさけんだことでしょう。
そんな私の表情をみてリョウは引導を渡すことに決めたようでした。
彼女らしい、もっとも強烈な方法を使いました。
甘噛みから痛みを伴うところまで左の乳首を歯でかまれました。
ぐっと、落ちるのを必死に我慢をしているところで、
右の乳首をぎゅっと摘まれました。
「あぁ・・・・・・・・・・・・・・」とうとう落ちてしまいました。
我慢の限界で落とされると、その分深く深く落ちてしまいます。
気持ちよいふわふわと浮くような幸せな気分になり、私は
全身から力が抜けていくのを感じました。
射精の絶頂感とは全く異なる快感の果ての状態です。
なんともいえない幸福感にわたしはしばし漂いました。
(つづく)
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