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禁断の果実(その9)

次第に冗談から本気になってきてしまう2人です。
特に責められる私はあっという間に本気になってしまいます。


-----3通目-----


   何をしたら、嫉妬するの?
   藍の前で調教してみせたら、嫉妬する?
   話だけだと、だめかもしれないけど。


え・・・・・・


   してみてほしい?調教メール、読ませてあげようか。


もう、悶え苦しんでいるよ。。。


   もっともっと、苦しませたい。


-----4通目-----


なんでも(嫉妬)するよ。。。当然だけど。


   たとえば?
   たとえば、藍にしてきたことを、そのまま別のM男に
   したら、嫉妬する?
   たとえば、藍にもしなかったような調教を、別のM男
   にしたら?


するにきまってるじゃない。。。


   するだろうね。嫉妬させるためなら、いくらでも
   残酷になれる気がする。


今でも、もう心臓がこわれそうだよ。


   これぐらいじゃだめ。今ぐらいで心臓が壊れるよう
   じゃ、だめ。
   するなら、徹底的に、もう元には戻れないぐらいに
   したい。


うん。。。して欲しい気もする。。。
もう、調教メールあるの??


   あったら?今すぐ読みたい?



リョウが一瞬見せるそのサディズムの残酷さに私は強く強く惹かれて
しまうようです。あっという間にリョウの思うがままにされてしまいます。
こうしてリョウに精神的に責められるのは辛くもあり同時に快感でも
あるのです。
勿論、このメールをやり取りしている時にはそんな快感など感じる暇も
余裕も全くありません。ひたすら翻弄され続けてしまうのです。


(つづく)


20070111.jpg



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禁断の果実(その8)

リョウは明らかに私が苦しんでいるのを楽しんでいました。
リョウの心の奥にあるサディズムは私に大きな影響を与えている時に明らかに
充足されていました。

一方それは私にも言えることでした。
あまりにもリアルに近い言葉をリョウが言うにしたがってそれが
本当なのかあるいは嘘に見せかけているだけなのではないかと
段々わけがわからなくなりました。

そして一人胸を潰し、そしてその辛さを私もどこかで楽しんでいました。


そんな二人ですからきっかけがあれば又あっという間に火がつくのです。



「もし、藍をマゾに落としている時に、別のマゾ男を調教したら
 藍は嫉妬するのだろうか?」

という話題になりました。以下はその顛末です。


-----1通目-----


もちろん、リョウは嘘つかないのだろうから、なんらかの
形で調教を本当にするにだろうけど。。。。


   なんらかの形って?どういうの?


うう。。こうやって想像するだけでも胸がいたい。。。


   胸が痛い、苦しいってやってる時の藍って、すごくセクシーだよw


-----2通目-----


ああ、メール調教とかメッセ調教とか?w


   してみよっかw


うわぁぁ。。。
そういうこといわれると、もっと苦しんで見せたくなっちゃうでしょう。。。。。


   もっと苦しんで見せてよ。



初めは冗談のようなことからスタートするのです。
これはいつものことです。
でも・・その終末は・・・・


(つづく)


20070110.jpg


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禁断の果実(その7)

もう、私は完全に正気を失っていました。

-----15通目-----


うまくいかないこと。。あったの。。?
どんな楽しい方法なの?そんなのありうるの?
ね、ちゃんと教えて。


  何も無いよ。私が愛してるのは、藍だけだから。


-----16通目-----


何かの間違い。
夢だよきっと。目が覚めると消えてるはず。


   夢でもなんでもないよ。ただの、想像。
   現実じゃないよ。


-----17通目-----


何があったの?いったいどうしたの?


   私が愛してるのは、藍だけだよ。



-----18通目-----


なんか、世界でたったひとりぼっちになった気がした。
リョウが見えなくなるとこう感じるんだね。


  ごめんね。でも、私はずっとここにいるよ。
  藍のそばに、ずっと。



そして、この日の責めは終了しました。
私は混乱した頭を収拾するのに必死でした。

初めから、空想のお話のはずでした。
それは判っているつもりでした。
でも、リョウのこの嫉妬責めはあまりにも私の精神を狂わせるのに
十分なパワーをもっていることを2人とも気がついてしまいました。


(つづく)


20070109.jpg



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禁断の果実(その6)

明らかに動揺を隠し切れずに血迷いはじめている私にリョウは冷静に言葉を
重ねました。

-----12通目-----


なんで?関係無いことなんてないじゃない。。
私とリョウにかんけいないことなんてなかったじゃない。。


   言いたくないことだってあるの。
   私だって、いろいろとやってみたいこともあるの。
   あなたとじゃ、上手くいかなかったことだって、楽しめる方法を見つけたの。



-----13通目-----


だれかに。。。つけられてもいいと思う人につけられた?


   誰かに。藍じゃない、誰かに。
   私が、この人ならいいやって、思った人に。


そんなのありえないよ。。。


   ありえないって否定したいのに、目に入ってくるのは、紛れも無いピアス。
   しかも、私の体を貫通してる。

   誰に、見せるためだと思う?
   誰に、喜んでもらうためだと思う?



-----14通目-----


やだやだ。。。
だって、だめだったじゃない。。
それに、リョウはSでいじめてくれたじゃない。。


   もう、藍をいじめるのも、楽しくなくなってしまうかもしれないね。
   いじめられる快感を知ったら、きっと、戻れなくなってしまうよ。



リョウに何度も拒否されて未だに適わないことをリョウはちゃんと覚えていました。
それを私以外の第3者に許したという設定で私を嫉妬に狂わせるための
道具に使いました。

私は見事にリョウの術中に嵌り眩暈を起こして立っていられなくなりました。

こういうところ本当に怖いと思います。
リョウは、その気になればいつでも私を壊すことができる人なんだと
再認識させられます。


(つづく)


20070108.jpg



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禁断の果実(その5)

容赦ない言葉の責めが続きます。

-----9通目-----


こわいから聞くと思う。
聞いてどうなるものじゃないけど。。。


   聞いても「別にいいじゃない。藍には関係ないでしょ」って言われたら?


-----10通目-----


えええええええええええええええええ。。。。。
なんで?後が残るのいやだっていってたじゃない。。。



   藍には、嫌だって言ったよね。
   それでも、ついてたら?それは、どういうことだと思う?


だって。。。。あんなにだめだっていってたじゃない。。。


   そう。ダメだって、あれだけ言ってたのに、それでもピアスは
   確実に私の体についてる。
   それを指摘すると、そっけなく「別にどうだっていいでしょう?」

   そう、言われたら?


-----11通目-----


だってリョウはSじゃない。。。Mじゃないでしょう??


   そうだね。でも、それは藍に対してだけかもしれない。
   他の人になら、私はMになれる女かもしれない。



本当に強烈な言葉をリョウは返してきます。
私がもっとも言われたくないこと、言われたらショックを受けることを
すらすらと書いてくるのです。

普段から私が何を気にしていて何を弱みに思っているのかを
完全に見越したような嫉妬責めを繰り出してくるのです。

このメールをもらったとき私は人ごみの中にいました。
しかしクラクラする頭をどうしようもありませんでした。
立っているのがやっとの状態でした。


(つづく)


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Break:心の中に・・・

どうしても心に強く残ったことをこの日記に残したいと思ううちに
1つの逢瀬や出来事を長く綴ってしまう傾向が強くなってきています。

記憶がどんどん薄らいで行く前になるべく言葉として記憶として
残しておきたい。やはり私はそう思うのです。

日記の連載が長くなることで、ここに残されない逢瀬や出来事も
非常に多くなってきました。どうしようかと思い何度かリョウとも
相談したのですが・・・

やはり、今のままでいいという結論になりました。

二人の中で記憶として薄らいでもそれは歩みの一部として確かに
二人の関係に反映されているのだから。それはそれでいいだろうと。

なので、今日はその小さく儚い記憶達へ御礼を言う日にしようと
思いました。
忘れたわけではありません。二人にとってどの記憶も大切な
1ページです。今の二人の関係を支えてくれてありがとう。


そして、これからも二人を支え続けてください。

愛してる、リョウ。
心から。


P.S.
寒い寒い夜。
私達は一緒に空を見つめて同じことを考えます。
今日のことをずっと忘れないで私たちは一緒に歩んでいきたいと思います。
幸多いことを祈って。

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禁断の果実(その4)

リョウのメールは容赦なく続きます。
私の弱いところを突くのに関して彼女に勝る人などありえないと思います。


-----6通目-----


たとえば、大っきいリングみたいなやつ?



   そう。大きなリングだったり、ジャラジャラと、いろんな
   飾りが垂れ下がってたり。

   あるいは、耳のピアスの穴が、増えてたらどう思う?


うあ。。。。。。もう、これだけで胸がギュウギュウ。
動悸がとまんない感じ。。。
すごいこわい。。知りたくないけど知りたい。。


   そしたら、藍は私に聞く?問いただす?
   それとも、こっそり様子を窺う?


-----7通目-----

   私の手首や足首に、明らかに縄の痕だと思える痕跡が、
   もし、あったら?
   私の体に、いつの間にかボディーピアスがついていたら?



-----8通目-----

   背中やお尻に、鞭の痕のようなものが見えたら?

   今まで感じなかったところが、急に感じるように
   なってたら?

   突然、今までしてほしいって言わなかったような責めを
   してほしいって言ったら?
   しかも、詳しく、もう何度も経験してるかのような
   口ぶりで。



追い討ちをかけるようなリョウのメールがどんどん届きました。
今こうして読み直しているだけでも私の胸はぎゅうぎゅうと潰れてしまいます。

リョウは的確に私を壊していきました。
そして、それこそリョウがもっとも楽しむことの1つでした。


(つづく)


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禁断の果実(その3)

リョウからのメールです。


-----3通目-----


全然。マゾとかじゃなくてね。
リョウにそうされるのは嫌いじゃない。
リョウのこと、こんなに好きなんだって
再認識することができるから。


   普通は、嫉妬することで再認識なんて、したくないんじゃないの?


あは。うれしいなぁ。。。
いっぱい嫉妬したい。
リョウを愛してるって強く感じたい。


   たとえば、ね。
   もし、私が次に会ったときに、いつもと全然違う格好を
   してたら、どう思う?
   「実はこれ、前の彼の趣味の服なんだ」って。
   でも、本当は藍とは別の、今現在親しい人の趣味
   だったり。

   藍が知ってる、いつものリョウじゃないリョウが
   目の前にいるの。



-----4通目-----

   藍が、見たことも無いような、明らかに私の趣味じゃ
   ないピアスをつけていて藍が、「それどうしたの?」
   って聞いたのに、私が言葉を濁したら?
   そこに、男のかげが見えたら?


-----5通目-----


うううう。。。すっごくこわい。。気になる。。。


   今までの私は、自分の趣味ではあったけれど、藍も
   同意して「それいいね」って言ってくれるような
   服ばかり着てたよね。

   でも、会うたびに、私がどんどん知らない女になって
   いくような気がしたら?
   服装や髪型や化粧だけじゃなく、私の雰囲気とか
   目に見えないものが、今まで藍といたときの私じゃ
   ない、そういう女になっていっているような気が
   したら?



リョウは、私をどんどん追い詰めていきました。
初めはちょっとした嫉妬心を楽しんでいた私はあっという間に余裕を失っていきました。これが、あくまでもリョウが例えばと断りをいれて話し始めたことなのにもかかわらず。


(つづく)


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禁断の果実(その2)

次の日です。
何故か私はこの日少しリョウにいじめられたい感覚でした。
私はリョウを誘うようなメールをだしました。
以下は、リョウの返事です。

-----1通目-----


でも、なんかね。今は嫉妬したい。
リョウに胸をつぶされたい。


   どうして?私が、藍を嫉妬させたいって言うから?


楽しいというより、胸をつぶされたい。


   思いっきり切ない想いを、したいの?



-----2通目-----


ううん。今は私の欲望。


   ごめんね。私はいつも藍に苦しい思いばかりさせてる。


リョウのことで嫉妬したい。すごく。


   じゃあね、いっぱい嫉妬して。
   これから思い出すから。これから考えるから。



そしてこれからリョウの責めが始まりました。
私はリョウの言葉1つ1つに心と頭の中をぐりぐりといじられ
文字通り胸を潰される思いをすることになりました。


(つづく)


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禁断の果実(その1)

少し前の日記禁断の果実で触れたこと覚えている方いらっしゃるでしょうか?

このときの日記ではこれが何であるかを明確には書いていませんでした。
少し、この禁断の果実について書いてみようと思います。

そうこの禁断の果実とは・・実は『嫉妬』でした。
これだけ深く愛し合う関係でどうしてこの嫉妬というものが生まれるか
不思議に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

はい。そのとおりです。
嫉妬なんて全く不要な関係だからこそこの嫉妬という刺激はとてつもなく
強い刺激になるのです。ありえないことだからこそ不安になりそして戸惑い
それが刺激になるのです。

リョウとの話のきっかけは何だったのか未だに良く思い出せません。
記憶が確かであれば何かのWEBのページの話が発展したのだと思います。

私はリョウに嫉妬をさせたいとは思わない。
リョウは私に嫉妬をさせたいと思う。

この違いって何なのだろうね、という感じで話が進んでいるうちに例えば
という話でリョウに嫉妬させられた後だったと思います。


自分でも不思議だったのは、「リョウを妬かせたくない」と思う自分が
いたことだね。。。
リョウ以外抱きたいとも思わなくなってきてる。。



   藍は、優しいね。



でも・・・すっごく切ない気分にさせられて
それがすごく懐かしい感覚を呼び起こした気もした。。。
青春時代には良く嫉妬したからね。。


   懐かしい、なの?
   最近は、あそこまでの嫉妬は、無かった?


ちょっと不思議な気分。

   私も、不思議な気分。
   でもやっぱり、私は自分が嫉妬するんじゃなくて
   藍を嫉妬させたいって思ってしまう。
   藍とは逆だね。
   どうして?どうしてだと思う?



この日はここでメールは途切れました。


(つづく)


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  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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