自分が地べたに胡坐で座り込み、リョウ女王様がその前に仁王立ち
になっている姿というのは非常に2人の関係を明確にしている。
上から見下ろされて、そして全ての命令を受け止めそして
責められ精神的に肉体的に陵辱されるのは最高だ。
リョウ女王様が、ベッと唾を私の顔に吐いた。
右目がどろりとして見えなくなる。
あぁ・・・・
どうして、こんな侮蔑を受けて私は感じて喜ぶのだろう?
目に唾液が入って少し痛い。でも、そんなことよりも
喜びの気持ちのほうが大きい。
「変態。こうされると嬉しいのでしょう?」「はい。。」情けないことに、私は即座にこくりと頷いてしまう。
リョウ女王様が、またベッと唾を私の顔に唾を吐く。
今度は左目がみえなくなる。
視覚がかすむと余計に神秘性が増す。
心が縛り付けられて、視線を変えることができない。
3回目、唾を吐かれて顔中、唾液でびちゃびちゃになる。
「ほら、どろどろになった」リョウ女王様は楽しそうだ。そして私も多幸感に包まれる。
狂気の世界、2人だけの住める世界。
(つづく)
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