「ん・・んん・・あ、いい・・気持ちいい・・・」私が下からリョウを突き上げると、リョウはすぐに反応を始めました。
私自身の感覚がリョウの中の形を覚えているのです。
ぴったりとあたるところに差し入れれば、ここがリョウの性感帯なのです。
目を閉じて、リョウは私自身を堪能しています。
私は目の前に突き出されているリョウの乳首を、両手で片方づつ摘んで
先端の部分をやさしく愛撫しました。
明らかにわかるリョウの反応。
恐らく、乳首から沸き起こる快感が子宮に響くような
ジーンとした快感を、感じ取っているのでしょう。
乳首がはっきりと勃起し始めてから、少しづつ根元に近いほうをコリコリと
指先で転がすように刺激していきます。
リョウの顔の表情が、明らかに変わります。
今までの陶酔したような顔が、急に辛そうな表情になるのです。
まるで、何かに引き込まれていくような感じで。
口元がだらしなくなり、涎をたらしそうになります。
「どうだ? 気持ちいいだろう。ジンジン響くだろう」リョウはあえぎながら、相槌を打ちます。
「じゃあ、また乳首をいじめてあげような。嬉しいだろう?」リョウの様子を良く見ながら、少しずつ指に力を入れていきます。
強くしたほうがリョウは感じます。
でも、強すぎればリョウはさめてしまいます。
乳首を引っ張るようにして大きくさせるのを忘れないで、少しづつ
力を入れていきます。
「あ・・ああ・・ああぁアアアア・・いひぃ・・いいひぃ・・」必死に声を殺して快感に負けないように、リョウはがんばっています。
ギュギュっと力を込めるたびにリョウの美しい顔が、快感にゆがんでいきます。
私は、リョウを狂わせる満足感に包まれていくのを感じていました。
(つづく)
「獣のように」 シリーズ一覧
最近のコメント