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獣のように(その7)

「ん・・んん・・あ、いい・・気持ちいい・・・」

私が下からリョウを突き上げると、リョウはすぐに反応を始めました。
私自身の感覚がリョウの中の形を覚えているのです。
ぴったりとあたるところに差し入れれば、ここがリョウの性感帯なのです。

目を閉じて、リョウは私自身を堪能しています。
私は目の前に突き出されているリョウの乳首を、両手で片方づつ摘んで
先端の部分をやさしく愛撫しました。

明らかにわかるリョウの反応。
恐らく、乳首から沸き起こる快感が子宮に響くような
ジーンとした快感を、感じ取っているのでしょう。

乳首がはっきりと勃起し始めてから、少しづつ根元に近いほうをコリコリと
指先で転がすように刺激していきます。
リョウの顔の表情が、明らかに変わります。
今までの陶酔したような顔が、急に辛そうな表情になるのです。
まるで、何かに引き込まれていくような感じで。
口元がだらしなくなり、涎をたらしそうになります。

「どうだ? 気持ちいいだろう。ジンジン響くだろう」

リョウはあえぎながら、相槌を打ちます。

「じゃあ、また乳首をいじめてあげような。嬉しいだろう?」

リョウの様子を良く見ながら、少しずつ指に力を入れていきます。
強くしたほうがリョウは感じます。
でも、強すぎればリョウはさめてしまいます。
乳首を引っ張るようにして大きくさせるのを忘れないで、少しづつ
力を入れていきます。

「あ・・ああ・・ああぁアアアア・・いひぃ・・いいひぃ・・」

必死に声を殺して快感に負けないように、リョウはがんばっています。
ギュギュっと力を込めるたびにリョウの美しい顔が、快感にゆがんでいきます。
私は、リョウを狂わせる満足感に包まれていくのを感じていました。

(つづく)

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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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