リョウに対してアナルのポイントを弄ると同時にクリトリスを
愛撫した時のことを思い出します。
あの時、リョウはクリトリスが感じるのではなく、アナルが
気持ち良いといいました。
アナルで感じる性感に比べて、クリトリスの方が数倍強い
性感を感じる状態であったにもかかわらずです。
私の状況も全く同じでした。
亀頭の雁の部分からの刺激を意識することはありませんでした。
アナルの前立腺にポッと暖かくなるような切ない感覚があり
その快感が私を支配していました。
ひたすらもどかしい快感でした。
もう少し強い刺激であるならもっともっと楽しめるのに。
もう少し強い刺激であるなら逝く感じになれるのに。
リョウが
「もうちょっと・・ね、強くして。ね、お願い・・」と、切なげに私に訴える気持ちが非常によくわかりました。
もう少しなのに、ほんのもうちょっとなのに。
アナルの中でエネマグラが小さく動き、そしてその動きがが
ダイレクトに快感として伝わってきているのに・・・。
体全身に快感が広がる一歩手前の状態で、気持ちが良いままで
止まってしまうのです。
それ以上盛り上がっていく感じでではないのです。
ふぅっと息を吐いて、ペニスの雁を愛撫するのを止めると
す~っと快感が引いていく感じになります。
普通、男性の場合だとこういうふうに中途半端で終わると
欲求が募り非常に不愉快な感じがするものですが不思議と
そういう気分にはなりません。
そのまま、寝入ってしまいそうな幸せな感覚に包まれます。
勿論、可能であれば逝きたいです。
でも、必須ではない感じがするのです。
そういえばリョウもやはり同じことを言っていることが
確かにありました。
なるほど・・・こういう気分なのか・・・
一つ一つアナルでの感覚を覚えるに従って、私はリョウが経験した
ことを一つ一つ追体験していくのでした。
(つづく)
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