セカンド・ステップを書き終えてふと気がついたことがあります。
初体験って何なのかな?ということです。
一般に初体験という言葉は、初めてSEXをした時のことをいうのですが
リョウにとっても、私にとっても初体験というものはそれほど心に
残るものではありませんでした。
でも、二人ともにとってこのセカンド・ステップの体験は非常に強く
心に残りました。二人で初めて交わった時のことよりも強くです。
私は、若い頃にこの初体験というものにやたらとこだわったことがあります。
同時に相手の女性に対しても処女性を無意味に求めたこともあります。
ようやく今の年齢になって、そしてリョウとの経験を通して
初体験などというものに何の意味もないことがわかりました。
本当に意味があるのは、二人の気持ちが深いところで重なって
二人にとって思い出深い事柄が起きることなのだと思います。
時間を重ねなくては決して生まれないようなことも
その中にはあるのだと思うのです。
リョウにとって私は、私にとってリョウは
初めて、心と体が解け合ってしまうようなSEXを経験させてくれた
初めての相手です。それだけで十分です。
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