その日は、長めの逢瀬の日でした。
2人の予定があまりうまく合わない事が多くて、久しぶりに
ゆっくりと会うことができた日でした。
リョウに激しく責められて、体がぼろぼろになるくらい
私はよがり狂わされた後のことでした。
お風呂に一緒に入りリラックスした後でまたベッドで抱き合いました。
最初は、顔が触れ合うだけのようなキスから次第に舌を絡ませあい
気がつけばお互いにお互いを抱きしめあっていました。
首筋、耳元、耳たぶ、そしてまぶた。
下に下りて背中に近い方の首筋、鎖骨、肩、そしてわきの下。
キスをしながら、ポイントを舌先で判を押すように愛撫しました。
リョウの官能の火はゆっくりゆっくり燃え上がります。
だから、急いで強い感覚の所に愛撫を加えるよりも、ゆっくりと
じっくり手順を踏んで興奮させる方が結局早周りなのです。
何年も付き合ったせいで、私もリョウの体のことは大分理解できていました。
脇の下から肋骨へすっと舌を這わせると、リョウはうっとりとして
喘ぎ声を上げ始めました。
つんざくような声ではなく、リラックスして甘えたような鳴声です。
リョウの左乳首を右手で、リョウの右乳首を前歯と舌ではさむように
愛撫し始める頃にはリョウの体は既にピンク色に染まっていました。
「あーー!アーあ、ア、ア、あ、、ああぁーー!!」乳首が勃起すると同時にリョウは嬌声を上げ始めました。
(つづく)
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