興奮で真っ赤に染まった目の周り。
リョウは薄目を開けて私を見つめていました。
いえ、正確には見つめていたかどうか定かではありませんでした。
目の焦点は合っていませんでしたし、霞むような瞳でした。
目は完全に「いってしまっている」状態でした。
「すごい・・・すごい気持ち良い」うなされるようにリョウは口から言葉を吐き出していました。
話すというより勝手に漏れ出しているような感じでした。
「すごい、すごい、すごい・・いい、ぃいイ!」リョウに後で聞いたところでは、私の顔が何重にも見えた
とのことでした。私もこんな経験が何度かあります。
全身を襲う快感が強すぎて正気でいられなくなるのです。
リョウもまさにそんな状態だったのでしょう。
私は正上位で挿入したまま、リョウに乗りかかるような体勢から
腰を落とす体勢に切り替えました。
こうすることで、私のペニスはリョウのGスポットを擦るように
なるのです。
「いいいい・・・すごくいい・・いい・・いい!」リョウのポイントに私自身がぴったりとはまり込んでいるのがわかります。
リョウはただ口をあんぐりとあけて快感に酔いしれていました。
(つづく)
菱縄、そして・・ シリーズ一覧
最近のコメント