菱縄という縛り方自体は見た目ほど難しいものではありません。
慣れてしまえば簡単な部類の縛り方です。
最初から写真をとるつもりでしたので、私はリョウをリクエストどおりに
素裸にしてから丁寧にリョウの体に縄を這わせていきました。
菱縄は縛り方によっては、手を完全に自由にもできたのですが
今回はわざと拘束するようにしました。また、ロープの長さの関係から
私なりのアレンジを入れてみました。
後手に拘束する部分を一番最後に止めるようにして負担がかかりやすい
腕の部分だけ簡単に開放できるようにしてみたのです。
初めて縛ったにしてはそこそこ美しくしっかりと縛ることができました。
リョウの肢体に映し出される模様はリョウの美しさを強調しているように
見えたのです。
「なかなか良くできたよ。」私は写真を撮りはじめました。
勿論、わざと少し手荒にリョウを扱いました。
拘束された状態で、物の様に扱われるとリョウは何故か興奮するのです。
何枚か写真を撮ったあとに私はリョウをお姫様だっこしてベッドに
連れていきました。
ボンっと高く持ち上げてそしてベッドに放り投げます。
「あっ・・・」ベッドで数回跳ねたあとにリョウはベッドで力なく横たわっていました。
その目は潤み、既にその世界に入っているのは見て直ぐわかりました。
(つづく)
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