ある日の会話。
「リョウを抱き締めるとね。
なんかリョウと1つになったような錯覚がするんだ。
するするっとリョウの手が足が私の中に
滑り込んでくるようなそんな感じ。」
「藍は、そういう感じなんだね。
わたしは、藍に抱きしめてもらうと、藍の体内に
取り込まれていく気がする。」
「だから、リョウを抱きしめて
寝転ぶのすごい好き。
少しの時間でも幸福感が全然違うから。」
「うん。ずっと、あのまま今日も抱きしめててもらいたかった。」
「多分立場が違うだけで。
感じ方は同じだね。」
「うん。だから、離れる時すごくもどかしい。
どうして、このまま融合してしまわないんだろう・・・って。」
「うん。
リョウが『もう少し』って小さな声で言った気持ち
私も良く分かったよ。私もそうだったから。」
「あのまま離れるなんて、離れてしまうことが
できるなんて、信じられなかった。」
愛してる、リョウ。
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