延々とリョウの話は続きました。
2人共立ったままで、リョウは私の耳元で昨晩の情事を
事細かく説明しました。
フェラチオの仕方。
愛撫のされ方
ペニスの挿入のされ方。
体位の変え方。
何度も私は胸が痛くなり、途中からずっと胸を押さえた
ままになってしまいました。
そしてついには、胸の苦しさに咳き込んでしまいました。
全身から汗が噴出しました。
部屋は空調が効いていて非常に快適な温度であったにも
かかわらず、です。
私の顔と背中は滝のような汗が溢れました。
興奮と焦れの影響が体にも表れたのです。
リョウはそんなことを一切気にしないで愛撫と報告を
続けました。
単なる行為の話なら少しは耐えられました。
でも、少しでも感情や愛情がそこに見えるような行為には
私の嫉妬は極限までヒートアップしました。
抱かれているの時のリョウの手足の絡ませかた
リョウのキスの仕方。
リョウの抱きしめ方。
そうしたことを話されているうちに私は、めまいがどうにも
とまらなくなりました。
「ごめん。立っていられない。。座らせて」私は哀願しました。
「だめ、そのままで聞いて」私はフラフラになった体をどうにか立たせてひたすら言葉責めに
耐えました。
(つづく)
苦しむ顔と、逝く時の顔 シリーズ一覧
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