リョウからのメールは余りにも強烈な刺激を私に与えました。
昨日のこと、そしてこれからのこと。両方にはさまれて
私は気が狂いそうになりました。
また、メールを読み直してしまいました。
周りに人がいることすら、私は忘れていました。
メールを読み大きく引きつるように深呼吸をして、そして
また逝きました。
結局、繰り返し繰り返しリョウのメールを読んで私は
4回も寝取られ逝きをしてしまいました。
嫉妬心と興奮と絶望と喜びと。
感情がごちゃごちゃになって頭が沸騰し続けていました。
私は昨日の夜の最後のリョウのメールを思い出していました。
「明日は、わたしに触れないで。
抱きしめないで。
いい?
最初から、マゾでいて。
会った瞬間から、ううん。会う前から、落ちていて。」
準備をする必要などありませんでした。
リョウが残したメールで私はリョウに会う前から
寝取られマゾに堕ちていました。
その状態のままリョウに会うしかないのです。
リョウとの待ち合わせ場所で、私はリョウが来るのを
じっとじっと待っていました。
リョウに似た人が遠くに見えるとものすごく胸が痛く
なりました。嫉妬心で頭が狂いそうになりました。
違うとわかるとようやくホッとしました。
いったい今日は何度リョウに責められるのでしょうか?
(つづく)
苦しむ顔と、逝く時の顔 シリーズ一覧
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