キスが出来る・・・
それは、大きい壁が乗り越えられたことになります。
リョウの気持ちの壁が壊れたと、実感しました。
急に優しくなる瞳。
しなやかになる仕草。
隠しようのない、女性の色香。
私たちは、いつものように抱きしめあい、愛し始めました。
お互いが、お互いを求め合うような手足の絡め方。。。
「ふぅー。。」
2人とも、興奮した気持ちを、胸にたまった欲望を
吐き出すように大きな吐息をつきました。
ほんの少しだけの休憩。本格的な愛撫を始める前の、ほんの少しの時間。
ふっとリョウは、仰向けの私に乗りかぶさってきました。
私の唇にキスをすると、顔全体にキスをしていきます。
最後にほんの少し、舌で判を押すようなキス。
私は陶酔して、リョウの舌先と唇の感触を感じていました。
リョウはキスの位置を少しずつ下げていき、首筋、胸、お腹・・・
全身に愛撫をするようです。。。
腰・太もも・・そしてとうとう・・・
(つづく)
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