その日の逢瀬の印象は、ひたすら静かだったことでした。
外で雨が降っていたせいでしょうか。
それとも、少しだけリョウが不安がっていたせいでしょうか。
私もまたその静寂に合わせて、リョウと交わりました。
その長めの逢瀬は、リョウの開発から始まりました。
理由は特にありません。
こうして日記に記すと少し唐突な感じですが
私が促すと、それほど抵抗もなくリョウは受け入れました。
リョウは上半身は服を来たまま、下半身は素裸で私の前で四つん這いになりました。
服の上から乳首を刺激して、リョウをリラックスさせました。
私は右手中指にたっぷりとローションをつけて
リョウのアナルの入り口を、マッサージし始めます。
リョウは小さな吐息を吐きながら、下半身から力を抜いていきます。
蕾が緩み始めると、私は第1間接までゆっくりと回しねじ込むように
リョウの中に指を埋め込んでいきます。
「うっ...うん。。。。。」とリョウは、少しうめきました。
「痛い? 大丈夫?」「痛くはないよ。平気」私は指を一度抜き去って、さっきより多めのローションを指に塗り
リョウのアナルの中に、挿入していきます。
今度はほとんど抵抗感なく、指が入っていきます。
私もWEB日記で知ったのですが、アナルの開発のポイントは
ひたすらマッサージと、弛緩と、潤滑だそうです。
順々にゆっくりとローションを体になじませて、マッサージして
身体と気持ちの緊張を取り除き、弛緩させていけばいいのです。
中指がすっぽり中に入るころには、リョウの下半身はかなり脱力下状態でした。
指先を延ばすと、壁にぶつかります。
その壁をお腹のほうにクルリと曲げると、リョウのアナルの性感帯にあたります。
丁度、子宮口の裏側あたりになるのではないでしょうか?
優しく撫でるように愛撫すると、リョウは小さく声を出しながら、体を小刻みに痙攣させます。
「あ、あ、あ。あああああああぁぁ」リョウは、押し殺し切れないように喘ぎ声を漏らしました。
(つづく)
「静かな進行」 シリーズ一覧
最近のコメント