目を覚ましてから、少し話をしました。
本当に他愛のない話。
リョウも私も、この時間が大好きなのです。
私は、ふと、今年に入ってから明らかに芽生え始めた、リョウの性感帯のことが気になりました。
それは、アナル性感です。
リョウの、お風呂での自主トレーニングの成果もあって
もう昔のような違和感は、少なくなってきているというのは聞いていました。
私が愛撫したいと言うと、リョウは初めは嫌がりましたが、最後には私に体を開きました。
ほんの少し愛撫しただけで、後ろの穴はすっかり柔らかくなりました。
指を受け入れる準備ができているのを確認して、指にツバをたっぷりとつけて、挿入していきます。
挿入される時、リョウは一瞬だけ不安そうな顔をしました。
でも、入り口はリョウの性感帯へと開発済みです。
穴を広げるようにグルリと指を大きく回すと、リョウの表情は一変しました。
あそこを指で愛撫される時と、同じ表情です。
ゆっくりゆっくり指を中に進めて行くうちに、リョウがピクンと反応したところがありました。
すこし、段差があるところです。
中指の第2間接が入ったあたりで、巷でアナルのGスポットと呼ばれるところと一致しています。
リョウの反応を見ながら、ポイントを絞って行き
一番反応の強いポイントを、集中的に刺激し出したころには
リョウはあそこへの愛撫と、ほぼ同じような反応をしました。
そして、もっと驚いたことに!!
そう、しだいしだいに指に濡れるものを感じました。
ああ、これが、アナルが濡れるというやつか!!
私は心の中で、有頂天になっていました。
あれだけ、リョウが拒み嫌がっていたアナルを、濡れるまでに開発できたと。
残念ながら、あそこと同様に、イカせるところまでは行きませんでした。
でも、確かに掴んだあの感触、あのポイント。もう忘れません。
(つづく)
最近のコメント