久しぶりの逢瀬。
満面の笑みで私に抱きついてきたリョウを、私はきつくきつく、抱き締めました。
なんとも言えない幸福感。
私はこのために生きているのかもと、最近思うようになりました。
一緒にお風呂に入って、冷えた体を暖めました。
広いバスタブに、重なるように体を横たえて、リョウは私の腕の中にいます。
目をつぶっているリョウは、時々思い出したように私を見上げて、キスをねだります。
始めは唇が触れるだけ。
次に頬を当て合うようにして、ロシアのあいさつの様なキスをして
最後に、舌を交じあわせます。
お互いの舌の感触を味わうように、ゆっくりと深く。
何回かこんなキスを繰り返しながら、私は腕の中のリョウにいたずらを始めます。
感じやすくなって、少しの刺激でリョウにスイッチを入れることのできる性感帯・・・
そう、胸の突起です。
「ぁ...ぁ......」
触り初めてすぐに、呼吸が乱れて
「ぁ...あ.はぁぁあ..!!」
全身に快感が広がる様子が、手にとるようにわかります。
リョウは目を虚ろにさせて、とけた表情になります。
「きれいだ・・・・・・」私は、思わずつぶやいてしまいました。
それを聞いてリョウは、毛布を巻くように、私の腕を自分の体に密着させます。
2人の時間の始まりです。
(つづく)
P.S.
リョウ自身はあまり好きでないようですが
私がこの上なく愛している、リョウの胸です。
手のひらにちょうど収まるこのサイズ、好きです。
ちなみにここが、リョウのスイッチです。(笑)
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