このお話は、以前藍が日記に私の嗜好について書いた時に、少し触れたお話です。
もちろん、その日は藍も私もそんなつもりはありませんでした。
いつもと同じように、ありふれた会話をメールで交わしているだけのつもりでした。
そんな私の心を動かしたのは、ひょんなことから女王様の行為について
話をすることになった時の、藍の返事でした。
思い出して、恥ずかしそうに、でも嬉しそうに聞こえる藍の言葉。
それを聞いて、生まれたのです、私の中に。
私の遊び心が・・。
私のいたずら心が・・。
「乳首をいじめて、弄んで、舐めて噛んで、いじりまくるの」これを読んだ藍のメールが、急に変わりました。
Mの快楽を知っている、奴隷のそれに。
私は畳み掛けるように、追い討ちをかけるように
私の言葉を藍に送りつけます。
「指でつまんでぐりぐりと挟み込んで、爪を立てて痛めつけて
チロっと舌を出して舐めて、そこにそ~っと息を吹きかけて
指先でつつくように触って、また、ぐりぐりするの」すっかりいじめられる快感を思い出した藍からの返事が、私に届きます。
(つづく)
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