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奴隷へ  ~小さな抵抗(その3)

間もなくして、藍からかかってきた電話。
震える声で、私にお願いをする藍。

「リョウ?・・・ねぇ、リョウ?
 ・・・・・・いじめて・・・ください・・」


一拍おいて、「いいよ」と返事を返した。

「いじめて欲しいの?
 そうだよね、ずっと私に会いたかったんだものね、お前は。
 いいよ、ちゃんとお願いしてごらん」


「リョウさま・・調教、お願いします・・・」

受話器を耳に貼り付けないと、聞き逃してしまいそうな小さな声で
私にお願いをする藍。

「じゃあ、さっき言った通り、服の上から触ってごらん」

電話の向こうで、あきらかに感じている藍のかすかな声。

私にいたぶられることに快感を感じている藍の乳首を
私自身が藍の側にいるかのような錯覚を覚えながら
藍の手を私の手に重ねて、敏感に反応している小さな突起物へと這わせる。

しばらくそうやって弄んでいた後に、藍から思わぬお願いを聞かされる。

「お願いです。 ・・・・もう、我慢、できません。
 命令・・・してください」


何を意味するのかは、何度も調教してきた私にはすぐにわかる。


もう誰も、私達の中で燃え始めた炎を止めることは出来ない。



(つづく)


20060411.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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