いつもなら、とうに最後のときを迎えている頃なのに
よほど、苦しいのでしょう。
中途半端な快感は、藍に悲痛な声をあげさせました。
「・・・・・・・イカせて・・」訴えるような、泣き声すらまざっているかのような声。
(楽にしてあげたい)そう思いました。
右手に、力が入ります。
腕が、だるくなってきました。
(そろそろ、私の体力の限界・・・)その時です。
「うぁぁあああああ。いく、いく、いくいくイク!!!」搾り出すような声と共に、藍の体力も、私の体力も、尽き果てました。
すぐには、動けない藍。
動けない藍を、後ろから抱きしめました。
Kissすら、してくれない藍。
そっと、藍の頬に唇を寄せます。
一言も、言葉を発することができない藍。
にっこり微笑んで、藍の顔を見つめました。
そこには、恥ずかしさでいっぱいの、藍の瞳がありました。
(藍が書いた日記と多少違うのは
ずいぶん前のことですので、二人の記憶が違ってきているからです)
P.S.
リョウの愛撫日記も今日で一段落です。
(私は、恥ずかしくて死にそうです・・・)
くれぐれも、淑女の方々は真似なさらないでください。
でも・・リョウの言うように、何も言葉を発することが出来ませんでした。
そんな余裕なんて全く無かったですし。。
またされたいような、もう2度とされたくないような。。
複雑な気分です。(笑)
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