今日、リョウと私は本気の喧嘩をした。
どう説明しても理解してくれないリョウと
私は本気で別れるつもりで「さようなら」を告げた。
私から別れを切り出すのは初めてだ。
これだけは最低限わかって欲しいという根幹にかかわること
だったので、リョウが理解できないと言うのであれば
仕方ないと思った。
この日記もようやく移転が完了しつつあるのに閉じなくては
いけないなと少し的外れなことも考えていた。
リョウから電話がかかってきた。
もう一度話をさせて欲しいと。
電話ですこし、チャットで長時間もう一度話をした。
私だって別れたいなんて思わない。
でも、これだけはわかって欲しい。
いろんな比喩を交えて例えを出してとにかく説明した。
愛するってどういう意味なの?
リョウの質問は単純だ。
私が良く口にする愛すると言う言葉の意味をわかりかねている。
私も愛するという言葉の重みは理解しているつもりだ。
正しいかどうかは自分でも完全な自信があるわけではない。
でも、私には1つの答えがある。
「今日一緒に歩いてくれてありがとう
明日も一緒に歩きましょう」という意味だよ。
長い長い会話の後、この言葉でリョウはようやく
私の言うことのイメージが掴めたという。
彼女自身も様々なことを考え苦しんでいた。
どの道が正解なのか、どの道がもっとも良いのか
もがき苦しんでいたようだ。
喧嘩のきっかけは非常に他愛ないことだった。
でも、問題の根源はかなり根深いものだった。
そして最後の結論は単純で重要なものになった。
「藍が言いたいことは、いつも同じだったんだよね。
ただ私が、なかなか理解できないでいるから、あっちから見たり
こっちから見たりいろいろ説明してくれたんだね。」
「そうだよ。もう一度日記を読み直してみて。
"Love Letter"でリョウに私は360°いろんな方向から説明している。
私からリョウへの説明のパノラマなんだよ。
だからこそ、Love letterなんだから。」
本気の喧嘩をしてこそ分かりあえることもある。
今日はその意味で重要な日だったのだと思う。
愛してる、リョウ。
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