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リョウの愛撫日記~~神様(太陽)の下で(その2)

藍が、何度目かの制止をした時に、小声で私に言った。

「ねえ。 ひょっとしてこの間のアレ、する気なの?」

「アレ」とは、藍がネットで見つけてきた愛撫の仕方のことだ。
イク直前に、イク為の動きを止め
敏感な先端部分だけへの愛撫に切り替えると、男は狂うらしいのだ。

私は笑う。
「なに? してほしいの?」
「いやいやいや。してほしくない。いらない。やめて」


  なんて、否定的なのかしら。
  そこまで否定されると、してみたくなるのが人間ってものじゃないの。
  それに、その言い方は全然してほしくなさそうには聞こえないよ。


ちょうど、周りに人気が無くなったところで、私は直接藍に口を近づける。
青空の下、誰にも気づかれず行われる、二人だけの秘密の行為。


思った通り、強すぎる刺激を受け続けた藍の身体は、すぐにイク為の準備に入る。
私はすかさず動きを止め、手だけで、先ほど藍が否定した行為にうつる。

「うぁああああ。 駄目、ダメ。やめて、やめて。お願いだから!」

あまりの反応に私も驚いたが、一番驚いたのは藍だったようだ。

「これって、本当にすごいね・・。 はぁ・・・・。 あんまりにもすごくて、全然耐えられないよ」

そういうこと言うと余計にされることを、藍はまだわかっていない。
いいえ。
されるとわかっていながらも、言っているに違いない。

2回、3回と同じことを繰り返すうち、さすがに本当にこれ以上は無理になってきたので
最後の時を迎えさせてあげることにした。

本当は、最後ではない最後。
私だけが知っている、最後。
藍が最後だと思っているところが、最後ではない最後。

もう一度周囲を見渡して、誰もいないことを確認した。

「藍? ちゃんと、誰も来ないか見ておいてね。 そうじゃないと、藍が恥ずかしいよ」

(つづく)

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  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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