「え? 」 私は、思わず聞きなおしました。
今度は少し大きな声ではっきりとリョウは言いました。
「口をおかして・・・。口を犯して欲しい。」私は頭が混乱しました。先ほどまであれほど苦しんでいたのに?何故、自分から求めるのか?
しかし、リョウの口調には嘘は感じ取れませんでした。
リョウが自分から愛撫を求めるときの口調です。
本気なのだろうか? 本気かもしれない? リョウの体や心の中の何かのスイッチが入ってしまったのか?
私は、次第に頭の後ろの部分が熱く沸騰していくのを感じました。
下半身も同じように煮えたぎってきました。
「わかった。犯してやる。」私は自分自身の中のスイッチが入ったのも感じました。
リョウの頭に枕を敷いて、イラマチオをしやすい状態にして、リョウの口の中に挿入していきました。
まるで、そこにリョウのあそこがあるかのように、私は腰を振りまくりました。
リョウの咽喉の奥深くの壁にガンガンと自分自身があたります。
不思議なことに、いえ、当然のことですが、リョウは息苦しさから私自身を噴出すことはあってもイラマチオを嫌がるそぶりは全くみせません。
「なんていうことをしているんだ」という気持ちと「リョウを犯している」という気持ちが混ざり合って私はわけがわからない状態になっていきました。
興奮と快感でもう少しでリョウの口の中で絶頂・・・というときに私は痛みを感じました。
リョウの咽喉から引き出してみて気がつきました。
恐らく、無理に腰を振ったのが原因でしょう。歯にあったったのか雁の部分から血がにじんでいました。この日はこれ以上のイラマチオは無理になりました。
(つづく)
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