前戯の仕上げとしてたっぷりとリョウのアナルを愛撫し終えると、私はリョウの体を仰向けにしてリョウの体に自分の体を割り込ませていきます。
リョウは、体の全ての力を抜いて私に全てを任せていました。
私は体をリョウにあわせてずり上げるようにしました。
そして、結合。
リョウの体と交わると私はリョウの背中に手を回してしっかりと抱きしめました。
リョウも同じように私の背中に手を回してしっかりと抱きしめかえします。
そして、静寂。
呼吸が次第に同調してきます。
リョウの鼓動が、リョウの体内から私の体内に直接伝わってきます。
まるで、リョウの心臓から私の体内に血液が流れるような錯覚をおこしてしまうのです。
私がうっとりとその感触を楽しんでいると、時折、予期できないまま私自身がピクンとリョウの体内で反応してしまうのです。
リョウは、その動きを敏感に捉えて、同じくピクンと膣を締めるのです。
その感覚がまた私に伝わり、またピクリとリョウの体の中でうごめいてしまうのです。
・・・・・
少しずつ、興奮が引いていき私自身がリョウから抜け落ちそうな感じになると、私はリョウを抱きしめる力を弱めて、ほんの少し体をはずしてリョウの体にストロークを開始しました。ゆっくり、本当にゆっくりと。
「あ。。。あ。。。あ。。。」テンポにあわせて、リョウの口から声が漏れます。
リョウの上気した顔を見ながら、こんな美しい表情が世の中にあるのだろうかと私は思います。
私自身は、またリョウの体内で固さを取り戻しました。
(つづく)
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