イラマチオを終えて私は自分の下半身をリョウの口から引き抜きました。
リョウは口を開けたまま痴呆のようになすがままになっていました。
ただし、その表情は蹂躙されたとかレイプされたとか、無理強いされた感じには受け取れないものでした。
寧ろ、望んで「犯された」といういう感じでした。
今までにないリョウの反応を目の当たりにして、私は正直狼狽しました。
スイッチが入ってしまったリョウに対して、私自身はスイッチが入っていないのを意識しました。
もちろん、私自身はリョウに引き込まれるようにリョウを「犯して」いました。
興奮もしていましたし、リョウを責める加虐心もあおられていました。
でも・・・リョウのこの被虐の状態とは決定的な何かが違うのです。
リョウは明らかに「犯されている」ことに没頭しているのです。
でも、私は心のどこかで「犯していること」に没頭し切れていないのです。
どこかに冷めている自分がいてそれが酷くこの雰囲気になじめていない気がしました。
私は、リョウの下半身に移動して固定に使っていた縄を少し解き電マのポイントを工夫して再度リョウを絶頂に導こうとしました。
しかし、どうも体位が悪いらしくいいところまでいってもリョウを絶頂に導くことはできませんでした。
私はこの体勢でリョウを逝かせることは無理だと判断して、電マの縄を完全に解きました。
「リョウ、膝立ちになってごらん」縛られて身動きが不自由になっているリョウの背中に手を回して起き上がらせて、後ろ手に縛り、目隠しをしたままの状態で私はベッドに膝立ちにさせました。
「じゃ、いくよ。」私はリョウの恥骨に電マを当てました。
「あ・・あ。あ。あ。あ。あぁぁぁああ!!」程なくリョウは体を痙攣させていくのでした。
(つづく)
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