リョウに前にこんなことをいわれたことがありました。
「藍は、わたしを置いてどんどん先に行ってしまう・・・」今回、私が感じたのはまさにこの感じでした。
縛りというきっかけで、リョウはどんどんMの世界に入っていってしまっているように思えました。
いままで、あれだけいろいろなことにトライしてみてもほとんど先にすすむことがなかったことが、ほんのちょっとのきっかけでどんどん変わっていってしまうことがあるようです。
そして、取り残されたほうの人間は、自分がそこまでに到達できないで取り残されたような寂しい気持ちになってしまうのです。
それくらいリョウはこのときにMの世界に入っていっていました。
私が少し寂しそうにしていると体の自由が戻ってきたリョウは私を何も言わず優しく抱き返してくれました。
布団の中で私達は優しく抱き合っていました。
このときばかりは、リョウも私も精神的にショックを受けていて、とてもいつものような他愛ない話をするような雰囲気ではありませんでした。
私はポツリとリョウに言いました。
「中に出したい。」リョウはすぐに私の気持ちを理解してくれたようです。
リョウは何も言わず優しく微笑むと、私の下半身の方に移動して、手と舌で優しく私自身を愛撫し始めました。
あっという間に大きくなっる私自身。
リョウをベッドに仰向けに寝かせて、正上位でゆっくり私は挿入していきました。
「ん・・・ぁ・・いい・・・きもちいい・・あ・あ・あ・・」ついさっき、電マで絶頂を迎えたばかりのリョウの体はまだ敏感なままでした。
ほんの少しの動きに大きくリョウは反応していきます。
そして、優しく優しく私の背中を撫でて私を包み込んでくれました。
(つづく)
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