「ベッドに座って。脚も縛るね」浴衣を着ていれば自然に脚はそろってしまうので、そもそも拘束の必要など無いのかもしれません。でも、私には少し考えがあったのです。
それは、リョウを少し手荒に扱いたいと思ったからです。
リョウは拘束されて荷物を扱うように手荒にされるのを好むのです。
ベッドの上で転がすことを考えて膝の自由だけは残しておいて両足がばたつくのを拘束する縛りにしました。
私はリョウに近づいてベッドに押し倒しました。
ベッドに倒してからほんの少しだけ手荒にベッドの上でリョウを転がしました。なすがままになるリョウ。私は写真をこまめに撮りながらリョウの表情を追いました。
仰向けに寝かせるとリョウは私を見つめ返してきました。
彼女の目に私はどう映ったのでしょうか?
続いて私は浴衣の胸元に両手をかけてグイっと開きました。
「あっ・・」リョウは小さくと悲鳴を上げました。
そして縄の下ではだけるリョウの胸元。
浴衣からむき出しになった乳首を私は小さくつまんで愛撫しました。
「んっ・・」びくっと体を縮めてそして快感を味わうために弛緩するリョウ。
ほんの小さな快感だったはずなのにリョウの表情は一変しました。
目が潤み、口元が少し開き・・・・
女の艶が一気にあふれ出す感じでした。
先ほどのリョウが見せた美しさとは全く異なる別の美しさをリョウは見せ始め、私も次第次第にその世界に引き込まれていくのを感じました。
(つづく)
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