「リョウ」はいつの間にかリョウ様になりました。
以下は、ほんの初期の2人の会話です。
「何をしてほしいか、お願いしないと」「はい。リョウ様に調教していただきたいです。」「調教してほしいの?」「はい。」「(気持ちは、括弧でいいます。)
(はい。 って答えると、すごく身が引き締まって緊張します)
(きちんと、お願いすると、すごくドキドキします。)」「そうだね」「はい。」「今もどきどきしてる?」「はい。たまりません。」「調教してもらえるって思うとどきどきするの?」「はい。」「前は、そんなことなかったじゃない。どうして?」「はい。。。リョウ様に実際にされてはいないのですがでも、言葉のほうが私を狂わせることができるようです。そのせいだと思います。」「実際にはされたくない?」「いいえ。されたいです。」1つ1つの質問を繰り返しながらリョウは私の様子を細かくチェックしていきました。
反応を見ながら巧みに私の急所をつかみ、質問を混ぜた命令で私を誘導していきます。
「どんなことをされたい?言ってごらん」「はい。今のように女王様のような口調で命令されて自分では普段は口にだせないような恥ずかしいことをいわされたり心の奥底にかくしてある欲望を表に出されてそれを指摘されて辱めをうけるのがたまらなく感じてしまいます。」「すごいね。それって、へんたいだよ」「あ・・そうです。」「そうだったね。お前はへんたいだものね」「あ。。(すごい。。くる。。)」リョウは1度押さえた私の急所を巧みに突いてきます。
言葉のやり取りをしながら段々私がこの受身の世界に入っていきやすいようにしてくれるのです。
私の言葉を繰り返しながら、まるでそれが自分から発せられた言葉であるようにしてリョウは私を狂わせて生きます。
「恥ずかしいことを言わされたいんだね。心の奥底の欲望を言うことによって、辱めをうけたいんだね」「はい。そのとおりです。」確認を織り交ぜながらリョウの調教は続いていくのです。
(つづく)
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