リョウが女王様に向いているもう1つ特性があります。
リョウの性質に「相手が喜ぶことをするのが好き」というものがあります。
意外かもしれませんが、責め手にもっとも求められるものはこのサービス精神そのものなのです。
面倒見が良いというところもあるのですが、それ以上に喜ばせると
いうこと自体に彼女は非常に興味があるようです。
たとえが良いかどうかわかりませんが、彼女程愛撫好きな女性に
私はお目にかかったことがありません。
30分でも1時間でもずっと愛撫をしていてくれるのです。
全身へのキスであろうが乳首への愛撫であろうがフェラだろうが
延々と襲い掛かられるまでずっと愛撫してくれるのです。
SEXについても同じでした。
「藍が喜んでくれるのがうれしい。藍を楽しませたい。」これは、リョウの口癖でした。
リョウの言葉や愛撫で私が興奮したり、うっとりと恍惚の表情になったり
感じてもだえ狂ったり、そういう変化を彼女は楽しむことが好きでした。
「繰り返しになっても平気?」の質問に彼女はこう答えます。
「 藍が壊れていったり狂っていったり喜んでくれれば満足だよ。
とにかく、私はそれがしたいだけ。
今のとこ、その方法がSMだったり、女王様と奴隷の関係だったり、というだけだよ。 」
「調教に進歩がなくてつまらなくならない?」の質問に彼女はこう答えます。
「 藍がその度に壊れて感じてくれればそれでいいよ。
つまんなくなったりしないよ。
もし、つまんなくなったら、それは藍のことを好きじゃなくなったときだよ。 」
「リョウの好みになれるか不安だ。」という私に彼女はこう答えます。
「 私、藍を自分好みの奴隷にしたい、という欲望より
今のところ、藍を狂わせたい、という欲望の方がすごく強いのね。
だからいらいらしたり、欲求不満になったり、は無いよ。
安心して。 」
このリョウの特質のおかげで、私は急速にリョウの調教を受け入れていってしまいました。
(つづく)
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