お姫様だっこをしたのは久しぶりでした。
全身の血がワッと沸騰して、体中から欲望がほとばしりそうな感じでした。
襲いかかるようにリョウに抱きついてベッドに寝かすなり、私はリョウにかぶりつくように愛撫を始めました。リョウも私の勢いに合わせるかのように体をしなやかに曲げて私とからだが密着するようにしていました。
かぶりつくような愛撫。
リョウの全身にキスをするといより、リョウの全身を舐め尽している私がいました。
耳、首、乳首、脇、腰、足、脚、そして局部へ。
「いや・・・イヤ・・・・」時折、恥ずかしがりながら身をくねらせるリョウ。
汗のにおいと味になんともいえない懐かしさと安心感を感じながら私はリョウを貪っていました。リョウの匂いを胸いっぱいに嗅いで私は少し落ち着くことができました。
リョウの真横に寝転んでクリと膣の入り口を愛撫しました。
既に十分あそこは濡れそぼっていました。
入り口を愛撫していた指をリョウの体の中にゆっくり差し込みました。
(あれ?・・いつもと違う)私の指先は、リョウの体の形を完全に覚えています。
この時、リョウの膣の中の様子が今までとは少し違うのにすぐ気がつきました。
いつもは、私が愛撫をするとすぐに内側にへこんでしまうリョウのGスポットがずっと盛り上がったままで私の中指の腹に吸い付いてくるのです。
いつもだと行方不明になってしまうリョウのポイントをこの日はゆっくりと愛撫することができました。
いつもと違うのは、Gスポット周辺だけではありませんでした。
「リョウ・・・子宮が下がってきてる・・・」私は思わず口にしてしまいました。
「そうなの?・・わかんない。私には・・」リョウは少し困惑の表情をして私を見つめました。
子宮の入り口を撫でさすってからポルチオスポットにも触れてみました。
「そ・・・そこ・・・いい・・」ゆっくりさすってからまた子宮の入り口付近と、クリトリスを丹念に愛撫しました。
「あ・・・あ・あ・あ・あ・・・」腰を振るようにして悶え喘ぐリョウ。
でも、この日は残念ながら絶頂に導くことは不可能でした。
いつもなら、少し間おいて休憩をするのですが、この日のリョウはいつもと少し違いました。
完全に逝く事ができなかったリョウが急に私に襲い掛かってきたのです。
(つづく)
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