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リョウの愛撫日記~~かすかなSへの目覚め (その2)

いつもの愛撫と違い、部分的にしか触れない愛撫をする。
藍の思わぬ反応に、私が驚く。

その顔から、余裕の笑みが消える。
その声に、苦痛ともとれる叫び声が混じる。

明らかに、普段とは違う感じ方をしているのがわかる。


次第に、その姿がいつも私が責められている時の様子と重なって見える。

       そう。 私、いつもこうやってあなたに犯されるのよね。
       片手で、簡単におかしくされる感覚。
       とても、屈辱的でしょう?



少しづつ、愛撫するポイントを変えながら、少しづつ、快楽に支配されていく藍を見つめる。


普段責める側の藍を、今は私が責めている。
いつもは、あんなに私に「Sの顔」を見せるのに、今の藍はどう見ても「S」には見えない。

私がほんの少し手を動かすだけで、激しく身体を震わせ
私がほんの少し指を細かく動かすだけで、のたうちまわる。

時間の許す限り、藍を責め続ける。

何度か、藍の許しを請う声を聞いた。
「おねがい、やめて・・・・・!」
「・・もう、だめ。許して」


その度に、私は答える。
「許してあげない」
「まだまだだよ」


まるで、子供を寝かしつける時に絵本を読むような、出来るだけ優しい声で
うっすら微笑すら浮かべながら、そう言い返す私を
藍は、何を思いながら見たのだろう。

いや。見てはいなかったのかもしれない。

藍の目は開いていた。
その目には、しっかりと何かを捉えていたようにも見えた。

だけど、その瞳に映るものを見ていたのではなく
快感と恐怖の、天国と地獄の境目を見ていたように見えた。


暴れようとする自分の身体を、必死に押さえつける藍。
押さえつけても、時々、その強すぎる刺激に抵抗しきれなくなる藍。

身体全体で、私を受け入れ、身体全体で、私を拒絶する。
必死に耐えるその姿に、私はどうしようもなく、愛しさを感じた。



(つづく)



P.S.

今日、ちょっとしたことがあって、1日リョウに悲しい想いをさせて
しまいました。
原因は、私の甘えです。
きっとリョウなら私の気持ちを、行動をわかってくれる。
きっとリョウなら許してくれる。
心のどこかにそうした甘えがあったように思えます。

リョウとの約束を1つ破ってしまいました。
約束自体をしたことすら忘れて。

いけない。これではいけない。
ずっとずっと反省しています。

本当にごめんなさい。


20041113221213.jpg


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  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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