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新しい世界(その13)

実は、この辺りから記憶があやふやになっています。
良く女性が責めを受けたときに、そのときの記憶が飛んでいるということがあるようなのですが、私もその感じがわかります。

リョウは亀頭責めはやめました。
でも・・・アナルの責めを続けたのです。

私がそうしてくれと言ったのかもしれません。
あるいは、リョウが自分で思いついたのかもしれません。
良く覚えていないのです。

覚えているのは、リョウが前立腺を愛撫していたときのことです。

今まで、何度か刺激されて気持ちいいと思ったことはあります。
でも、この時ほど気持ちいいと思いませんでした。
多分、長時間にわたる快楽責めのせいで、全身が弛緩していたからでは無いかと思います。

「気持ちいい。いい。いい、気持ちいいぃぃ!」

私はまた喘ぎだしました。
ぽわんと幸せになるようなそんな心地よさです。

私はもっと刺激が欲しくなり、リョウにもっと指を入れて欲しいとお願いしていました。自分でもこの時の気持ちが良くわからないのです。
私の体内にリョウの体が入っているというのがたまらなく嬉しかったのです。

だから、もっともっと入れて欲しい。そう思いました。

リョウはゆっくりゆっくり私の中を愛撫し、拡張して
ローションをつけ、私が痛くないようにして指を増やしてくれました。

「うぐぐぐ・・・・」

強い圧迫感と拡張感そして甘くどうしようもなく幸せな感じ。
私は何度も何度も、

「ああ、幸せ・・幸せ・・・」

と繰り返したように思います。
強い刺激ではない、甘美なとけるような包み込まれるような幸せを感じていました。



(つづく)


P.S.

この時の幸福感というのは、すごく説明しにくいです。
女性のほうがよくわかる感覚なのかもそれません。
自分の中に相手がいる感じ。
うまく説明できません。でも、幸せなのです。



20041113222925.jpg


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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