1度大きく。
2度、3度小さく私の体は跳ね上がり、リョウの体内に私の欲望を一気に吐き出しました。
リョウも私のラッシュに身を固めていましたが
噴出を膣で感じてぐったりと力を抜き、私に覆いかぶさりました。
・・・・しばらく2人とも、全く動けませんでした。
重なり合ったまま、ただ静かに呼吸するばかりでした。
はじめに動けるようになったのは、私です。
私がリョウを脇に寝かせようとするのも、一苦労でした。
まるで、マジックの前に催眠術にかけられた女性モデルのように、硬直して動かないリョウの体を
ようやく私の腕の中に収めて、2人でまどろみました。
普段、私達はあまりお風呂に入りません。
なんとなく、相手の体の匂いが消えてしまうのを嫌うようです。
でも、この日は珍しく一緒に泡風呂に入りました。
ジェットバスで泡立てるタイプのもので、雲の中にいるようにもくもくと泡だらけになりました。
実は2人ともこういう泡風呂は初体験で(笑)
私の上にリョウが重なって入る感じで、非常にリラックスできました。
結構楽しいものですね。
そして、湯上りの前に、リョウにボディー洗いをしてもらいました。
勿論、リョウも私もどうすればいいのかわかりません(爆)
リョウは、私に背中を向かせて、自分の胸にいい香りのするローションをつけて
私の背中をスルスルと滑らせて、洗ってくれました。
愛する人にこういうことをされるのって、本当に幸せなものです。
私はぽわぁーんと幸せな気分になって、顔を赤くしていました。
すると、リョウは私の腰の左右から背中越しに、私自身をローションで愛撫し始めました。
既に1度イッていますので、すぐには勃起しないはず・・・なのですが
やはり、リョウは天才なのです。
あっという間に私を大きくして、亀頭から竿そして袋まで優しく
そしてなんともいえない気持ちよさを、与え続けたのです。
「ちょ・・ちょっと、こら、リョウ、そこまでにして・・・」半分息を乱しながら、私はリョウをさえぎりました。
もう少し感じていたいと思う気持ちもあったのですが
早くリョウを、ベッドで抱きしめたくもありました。
そう・・今思えば、これが正に、「新しい世界」の第一歩だったのです。
(つづく)
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