2ntブログ

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

女王誕生(その6)

女王様に求められるものとは何でしょうか?
リョウと私の関係では明快な答えはわかっていません。

リョウは2つのすばらしい特性があったと思います。

1つめの特性はやはり彼女の美貌です。
彼女の容姿の美しさはやはり女王様に必要なものです。

そして、美しくありたい。美しいと認められたい。というリョウの気持ちも
同じように必要な特性であったと思います。


リョウという人は本当に面白い人です。
私の言う面白いというのは「興味深い、奥深い、味わい深い」
という意味に近いのですが。

彼女は、いかにも女らしいタイプの女性です。
性格は明るくどちらかといえば大人しく控えめで周りの人との協調性を
重んじるタイプであるといっていいでしょう。
日本の女性を集めればもっとも標準的なタイプに位置する人ではないでしょうか。


ただし、彼女は標準と大きくかけ離れたところがありました。
それは、やはり彼女の美しさなのだと思います。
既に高校生の頃の写真を見るとリョウはクラスで一際輝く存在なのがすぐわかります。
クラスの集合写真を見て、パッと目がつく女性、というのを目にすることありませんか?
それがリョウでした。

しかし、彼女は不思議なことに「自分は美人だ。」と意識したことはほとんど
なかったようです。
しかも、「ほとんど男性にもてなかった。」というのです。


高校生や大学生の頃のリョウの写真を見ると、まるで落ち着いた
大人のファッションモデルのような表情を良く見せています。

近寄りがたい感じ。近寄ったら「お呼びじゃないよ」と笑われそうな感じ。
間違いなく既に自分とは比較にならないような高い男が必ず居る感じ。

そんな印象を確かに受けます。
彼女の控えめな性格も起因して、学生時代は周りに男をはべらすような
そういうことはほとんど無かったとのことでした。


私は、リョウに会うたびに「綺麗だね。」「美しいね。」を連呼します。
私の心から自然に出る言葉だし嘘偽りは全くありません。
リョウはその度に一瞬恥ずかしそうにして、そして同時に誇らしそうに自分の姿を私に見せます。
「今まで、そんなに綺麗だなんていわれたことない。」
リョウは良くそういいます。信じがたいことですがそれは事実のようです。


自分の美しさを認めてもらいたい。
リョウは口に出してそう言った事は一度もありません。
でも、女性の多くがそうであるようにリョウにとってもそれは非常に
大きな欲望なのだと思います。


リョウは、女王様になりきる時に本当に美しくなります。
普段の美しさとは一味違うのです。
自分の美しさに自身をもって、その美しさを私に見せ付ける感じの
積極的アピールを持つ美しさなのです。



(つづく)



20050920.jpg




女王誕生 シリーズ一覧

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

女王誕生(その5)

前のエントリーの続きです。

「そう。でも普通なら、足より手のほうがいいと思うよ?それなのにお前は足がいいの?」

「はい。(すごく。きいています。。)」

「足でされるから感じる?」

「はい。」

リョウは淡々と質問を続けています。
質問は繰り返し繰り返し似た質問をしています。
そして、確認が終わってから私の羞恥心や被虐心を責めるのです。


「お前は手とか舌で愛撫するよりも足で、顔を愛撫されたい?」

「はい。。そうです。」

彼女との会話をこうして改めて見ると性癖の理屈を一切求めていないのに驚きます。
彼女は、ただただ私の嗜好を聞いているのです。
そして、私の気持ちと理由は受け止めるだけなのです。

そして巧みに私を操って狂わせているのです。
「はい。」と答えるたびに私の心臓の鼓動は早くなり、顔は上気して、思考が停止して視点がぼやけてしますのです。
入ってしまっている状態。Mの状態にずっぽりはまってしまうのです。



「ほかには何をされたい?」


こうして会話は続いていきました。
気がつけばリョウは女王様になり、私は女王様に従う奴隷の身分となりました。
私は女王様であるリョウの前でどんどん丸裸にされていき、そしてそれを快感に感じるようになりました。
同時にリョウに思うままにされていく快感に慣れて次第に中毒のようにおぼれていきました。


(つづく)






女王誕生 シリーズ一覧


ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Break: 人間は「慣れる」生き物・・か?

ある人のある言葉が今日何故か気にかかりました。

「人は慣れる生き物だから
 刺激には次第に慣れてしまって
 より強い刺激を求めるようになる」

その人のいわんとすることはよく分かるのです。
確かに私もこういう感覚をもっていたことがありましたから。
リョウとの関係の中でこんな状態にあったことも確かにありました。

でも・・・今は少し違う気がしています。
少なくとも自分たちはこれと少し違う気がするのです。

同じことの繰り返しをなれることはあっても
飽きてしまうことはないようにおもうのです。
同じ事を前と同じようにではなく、少し違うように楽しめる
ようにになってきた感じがするのです。
もっと深く、もっと楽しく感じることができるのです。

リョウが言った事があります。

「SEXなんて、もっとも分かりやすいワンパターンじゃない。」

私もこの意見に賛成なのです。
ワンパターンでもいつも新鮮でいつも新しい楽しみ方ができる気がするのです。

「より強い刺激を求める」ことは必ずしも必要ではないのかもしれません。
むしろ、刺激を『感じる』新しい感覚を2人で生んでいくことが大事なのかもしれません。


何故なら強い刺激にはいずれ限界があるのですから。


ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Break: 記念日

去年も同じでした。
日記開始の記念日の次の日はリョウと私の記念日なのです。

2人だけの記念日です。
記念日なだけあって、いろいろな思い出があります。
楽しい思い出も、つらい思い出も。

大切な日。

リョウも私も深く心に刻んでいます。
約束は必ずいつか果たされると私は信じています。


また、明日からリョウとの日々が始まります。
次は4回目の記念日に向けて。


リョウと付き合っていけますように。
リョウを愛し続けられますように。
ずっとずっと2人でいられますように。



追記1:

プロファイル画像を変更してみました。
リョウが加工した写真です。いかにもリョウが好みそうな感じのアレンジです。気に入っています。

追記2:

久しぶりに、ブックマークを元にネット探索してみました。
いつの間にか閉鎖していたり、更新されなくなったサイトが
非常に多くてびっくりしました。
半分のブックマークが消えてしまいました。

長く続けることと言うのは本当に難しいと改めて実感しました。

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Break: 2周年

とうとうこの日記も2周年です。

1年前の今日にこの日記は名前を変えました。
Love Letterというブログ名になって丁度1年経ったという事になります。

いろいろなことがありました。
楽しいことばかりではありませんでした。
辛いことも、苦しいこともやはりありました。

でも過ぎ去ってみればあっという間だった気もします。

丁度1年前の日記を開いてみるとリョウがMで私がSであるカミングアウトの記述が見つかりました。
面白いものです。丁度今の日記の連載はこの立場が逆になっているのですから。
変わったものもあります。変わらないものもあります。


日記を付け始めたときにはこんなに長く続くとは正直思っていませんでした。
今日のエントリーで809になります。
アクセス数は合計で26万2千を超えました。

軽い気持ちで始めた日記ですが気がつけばライフワークのようになりつつあります。


でも、だからこそあらためて思います。

この日記はリョウへのLove Letterです。
毎日毎日のリョウへの思いをただただつづったものです。
それ以外のなにものでもありません。


愛している、リョウ。
伝えたいことは、やはりそれだけです。


ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

女王誕生(その4)

前のエントリーの続きです。

リョウの質問は続きます。


「どこを踏まれたい?」

「え?」

「お前の体のどの部分を踏まれたい?」

「顔です。」

「顔がいいの?」

「はい。」

純粋な確認、質問の意図も多分あったのだと思います。
でも、リョウは執拗に私に確認をしているのがわかります。
同時に、確認を済ませて大丈夫だと思ってから彼女は私に被虐心や羞恥心を引き起こすことをワザと話すのです。


「顔なんて踏まれても痛いだけじゃない。そんなのがいいの?」

「はい・・・あの。。踏まれるというより多分、愛撫されたいのです。」

「踏むことが?愛撫?」

「いえ。上から踏みつけるのではなく足で、撫でられたり口の中に入れられたり。勿論多少きつめでいいのですが結局は愛撫なのだと思います。」
「先日にリョウ様にしていただいたときもそんな感じの時に天国にいるような気分になれました。」


この時に、私はある種の開放感を感じていました。
リョウが私の非常に特異な性癖を認めてくれているのがすごく嬉しかった気がします。

リョウの聞き手としてのすごさは、私の話がどんなに理屈が飛んでしまってわけがわからないものであろうともまず受け入れてくれることです。
どんなこともまず聞いて拒否しないで受け入れてくれるのです。
理由を求めたり、自分の感情を人に突きつけたりしないのです。

リョウに話をしているうちに私は次第次第に自分の気持ちの奥底に気がついていっています。
何故私はこんな性癖をもっているのだろう?
何故私はそれをこんなに好むのだろう?
リョウに質問されているうちに私も自問自答を繰り返しています。
そして次第に自分の根源に近づいていくことができるようになっていくのです。


受け入れて相手が好むことをとにかく理解して見つける。
それが彼女の天性の能力なのだと思います。


(つづく)


20050916.jpg



女王誕生 シリーズ一覧


ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

女王誕生(その3)

前のエントリーの続きです。リョウが責め手になって私を言葉で犯していく様子です。

私はこの時既に、リョウに「お前」と呼ばれリョウを「リョウ様」と呼んでいました。
これは会話をしているうちに自然にそうなったのです。
そのほうが私が感じやすいことをリョウは敏感に受け取ってゆっくりとそして丁寧に言葉を変えていったのでした。
私がそのことに気がついたのは随分後になってからです。


「お前にとって、恥ずかしいことってどんなこと?」

「自分でもきちんとわかっていません。」

「わからないのに、言いたい?」

「はい。いいたいです。」


私自身この段階では、自分が受身になって何をされたいのかははっきりとは
していませんでした。
リョウの巧みな話術で、少しずつ掘り起こされていった気がします。
リョウは理由は抜きにして、私の反応が良いところを巧みに会話に織り交ぜてそしてその反応を見ながら私に質問という名の命令を繰り返すのです。


「たとえば顔を踏みつけられたい、とか?」

「はい。リョウ様にだけですけど。」

「私のこの足で、ぐいぐいと踏んでほしい?」

「あ・・・」


繰り返し同じ事を言われることで、私は思わず反応をしてしまっています。
「ここが藍は好きだ。急所だ」と思うと本当に繰り返し私を責めてきます。
責められるたびに私は、自分自身の急所を自覚して、そしてそこに敏感になっていくのです。

この時は、すっかりリョウの言葉に心を操られてしまっていました。

リョウは決して自分が考えるように相手を仕向けると言うことはしません。
自分の欲望を前面に出して相手をその方向に連れて行くというのではないのです。
リョウは、相手を見ているのです。
相手すら気がつかない相手の好みの方向をきちんとつかむのです。

そして、その方向に相手を導くのです。

受身の私は、ものすごい居心地の良さを感じます。
リョウの責め、言葉に引っかかるところがほとんどないからです。
気がつけばリョウの言うとおりになっているのにリョウの思うままになっているのに嫌悪感を何一つ感じないのです。抵抗する気持ちが全くひきおこされないのです。

あるのは開放感と安堵感と幸福感。
心を操られる幸せに浸りきっていました。

(つづく)



20050915.jpg



女王誕生 シリーズ一覧

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

女王誕生(その2)

「リョウ」はいつの間にかリョウ様になりました。
以下は、ほんの初期の2人の会話です。

「何をしてほしいか、お願いしないと」

「はい。リョウ様に調教していただきたいです。」

「調教してほしいの?」

「はい。」

「(気持ちは、括弧でいいます。)
(はい。 って答えると、すごく身が引き締まって緊張します)
(きちんと、お願いすると、すごくドキドキします。)」


「そうだね」

「はい。」

「今もどきどきしてる?」

「はい。たまりません。」

「調教してもらえるって思うとどきどきするの?」

「はい。」

「前は、そんなことなかったじゃない。どうして?」

「はい。。。リョウ様に実際にされてはいないのですがでも、言葉のほうが私を狂わせることができるようです。そのせいだと思います。」

「実際にはされたくない?」

「いいえ。されたいです。」


1つ1つの質問を繰り返しながらリョウは私の様子を細かくチェックしていきました。
反応を見ながら巧みに私の急所をつかみ、質問を混ぜた命令で私を誘導していきます。


「どんなことをされたい?言ってごらん」

「はい。今のように女王様のような口調で命令されて自分では普段は口にだせないような恥ずかしいことをいわされたり心の奥底にかくしてある欲望を表に出されてそれを指摘されて辱めをうけるのがたまらなく感じてしまいます。」

「すごいね。それって、へんたいだよ」

「あ・・そうです。」

「そうだったね。お前はへんたいだものね」

「あ。。(すごい。。くる。。)」


リョウは1度押さえた私の急所を巧みに突いてきます。
言葉のやり取りをしながら段々私がこの受身の世界に入っていきやすいようにしてくれるのです。
私の言葉を繰り返しながら、まるでそれが自分から発せられた言葉であるようにしてリョウは私を狂わせて生きます。


「恥ずかしいことを言わされたいんだね。心の奥底の欲望を言うことによって、辱めをうけたいんだね」

「はい。そのとおりです。」


確認を織り交ぜながらリョウの調教は続いていくのです。


(つづく)


20050914.jpg



女王誕生 シリーズ一覧


ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

女王誕生(その1)

きっかけは本当に冗談からでした。
二人でチャットで話をしていて、例の亀頭責めや足踏みの話をしているうちにためしにリョウが責め手になってみようということになりました。
俗に言うチャット調教などと呼ばれているものです。

別に、チャットをしながら何かをするというわけではないので
あくまでも空想とか妄想の世界で2人でオバカなことを考えて楽しむ程度のものでした。
リョウは当たり前ですが、責め手は初体験でしたのでどうしたらいいか分かりませんでした。私もリョウに対して責め手だったことがあるので非常によくわかります。
次から次へといろんなことを考えなくてはならないし、言葉でうまく相手を誘導しないといけません。

これは思った以上に難しい作業で、すぐ言葉に詰まってしまったり
次に何をすればいいのかわからない状態になってしまうのです。

そこで新米の責め手のリョウが考えた最初の方法はなかなか賢いものでした。

「何をしてほしいかいいなさい。」

責め手は命令をするほうですから質問はある種厳禁です。
だから、受け手の私に考えさせるために命令をするわけです。

この方法だと、受け手は自分がされたい責めや興味がある責めを
口にすることになります。
そして、それが常識を外れたものだと口にするのは非常に恥ずかしい
事につながりある意味では羞恥責めの要素も持つのです。


面白いもので初めは2人とも普通の言葉をつかっているのに
次第次第に私は敬語を使うようになり、リョウは命令口調を使うように
なりました。


いつもの2人の関係がさかさまになった時・・・・
私はある種の快感を感じていました。
リョウによって少しずつ掘り起こされる内なる欲望。
リョウに恥ずかしくていえなかった欲望がこの会話では自然に
私からリョウへ伝わって行くからです。

欲望というにはあまりにも小さな興味もリョウは私からどんどん
掘り起こしていきました。
私は自分でも気がつかないことにリョウへ告白を通じて気がついていくのでした。

(つづく)





女王誕生 シリーズ一覧


ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Break: 復帰しました。

ここのところ立て込んでいて日記を書く暇を見つけることができませんでした。
おかげさまで、少し落ち着くことができました。

毎日日記を書くのは、私にとっては風呂に入るのと同じようなことでしたので
やはり、何か物足りない気分がずっとしていました。
今こうして、ブログに向かうとほっとした気持ちになります。

やはり、毎日最低1通はリョウにLove Letterを打っていないと・・・



文字にすることはできなかったのですが、心の中でいくつか考えていたことを空いてしまった日記の空白に少し埋めてみようと思います。
少し時間がたって書き記したものとして受け止めていただければと思います。




ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Navigations, etc.

Navigations

プロフィール

リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

ブログ開始から

検索フォーム

CalendArchive

最近の記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

アクセス

総数:
本日:
昨日:

管理者ページ